「安堂ロイド」、キムタクの新しいドラマが始まった。ターミネータの焼き直しのようなドラマである。キムタク演じる天才科学者沫嶋黎士が自分の妻を守るために歴史を変えてしまい、それを元に戻すために警察のアンドロイドが派遣され、沫嶋黎士を殺す。そして沫嶋黎士の妻(柴咲コウ)を殺そうとする。そして沫嶋黎士に派遣されたアンドロイド(キムタク)が柴咲を守るというストーリ。一つの謎は、意味は分からないが、沫嶋黎士が殺されたが死んでいないという設定。この謎を明らかにしながらハッピーエンドまで持っていくのだろう。さしあたっての興味はこの謎がどうなっているのかというところ。いずれ、どこかの過去から沫嶋黎士がやってくるのだろうがその時が待ちどうしい。好感度の高い福田彩乃が敵対アンドロイドとしてでているのも楽しいところだ。
「さんまのまんま」に中島知子が出演していた。映画、写真集、歌と仕事もそこそこ入っているようだし、なかなか元気そうでよかった。テレビなどでは、中島が騙されて食い物にされているらしいと報じていた。家賃滞納や仕事をしないこと、そして占い師の家族への部屋提供、松島とのコンビ解消などを考えると、多かれ少なかれ利用されていたと考える方が事実に近そうだ。しかし、中島はまったくそうは思っていないようだ。すべて自分の意思で、普通の友人関係の中で行動していたと発言していた。さんまは情がある方だから仕事を廻してあげるだろう。そうして仕事が順調に廻りだして、いずれ来るだろうが、過去の自分の正当化が必要なくなった時はじめてそのことに気がつくような気がする。この予想は当たるだろうか?
昨日のさんま御殿の出来栄えは素晴らしかった。本当にさんまは天才的なエンターテイナーで、特にゲストとのトークが秀逸である。さんまの面白さは、さんま自身の話している内容ではなく、それを聞いた時のゲスト達の反応にある。さんまはちょっとしたひっかかりから話を発展させて落ちにもっていく。さんまは情があって人の心の機微が良く分かるところがあるので、人を傷つけないで驚かしたり、ちょっとしたアドバイスになっていたり、芸人は困らせたりする。その時のゲストの反応が本当の反応なので、顔や態度や笑い方に心の動きが出ていて面白いのである。
ベルギーで行われている世界体操2013で、白井が行った床運動での4回ひねりはすごかった。体が回転する時のスピード感が半端じゃなかった。内村航平の後継者候補が出てきた感じがして嬉しい。
鳥人間コンテスト最高。たくさんの人間が協力して、飛行機を設計して、実験して、1台の飛行機を作り上げる。パイロットは体を鍛え、長時間の飛行に備える。しかし得られるものは達成感や一生懸命やったという心の満足がほとんど。こんなことに情熱を燃やすことのできるのは日本人だけだろうな。でもそれが誇るべき日本人の特質のような気がする。
ボクシングの金メダリスト、村田のドキュメンタリをやっていた。ミドル級の迫力のある打ち合いでスリルがあって面白い。でも村田が時々パンチをもらうのが心配だ。ミドル級のチャンピオンクラスの選手から一発貰うと一気に試合が傾くことがよくある。もっとディフェンスに重きを置かないと世界チャンピオンになれないのではないだろうか?
貞子3D。なんでテレビから手が出てくるんだ?なんで呪いの主がテレビの中にいるんだ?エンターテインメントだから、面白ければ別にリアリティがなくてもいいけど、面白いかな?100歩譲って、おばけがテレビネットワークの中に住んでいることに目をつぶったとしよう。そのお化けの呪いの謎を、危険を犯して解いていくところにこの映画の面白さがある。最後は何かをして、この呪いの主の怒りを鎮めることで終わるのであろうがそんなのでいいのかな。観客はそんなことでは満足しないだろう。解決のための工夫が必要だと思う。まだ見ている途中だがラストがプレディクタブルだ。間違っていたら明日謝罪しよう。