明和町のいつきのみや歴史体験館へ行ってきました
斎宮(さいくう)について 体験しながら 学べる施設です。
ボランティアさんが多数いて 館内だけでなく
周辺の状況や斎宮の様子を 詳しく丁寧に説明してくださいます
装束試着体験(ペア試着)をしました。ひとり2000円(写真3枚付き)
は 十二単、 は 直衣(のうし)
偶然にも あさっては おひな祭りです
十二単は 宮廷に使える命婦以上の女性の正装
直衣は天皇以下の高級官人の男性の日常着
位階相当の位職に関与しない直(ただ)の衣として 「直衣」(のうし)と呼ぶそうです
一つ一つ丁寧に説明をしていただきながら 着替えをしました
十二単の謂れは 諸説あるそうです。
今回は一般的に耳にする 12枚着るという説ではなくて
十二分に着る(たくさん着る)という説での試着です
実際に着たのは8枚 すべて正絹で 重さは約10kgでした
はじめに着た袴は とても長く引きずって歩くそうです
当時も足袋をはかず 裸足だったそうです。
袴の赤は 成人が着る色(当時の成人は15歳?だったか)で
子供はエンジのような地味な色をはいていたそうです
写真では 無地に見えますが 地模様がとてもきれいです
はじめに着た黄色のお袖が一番丈が長くて
重ねて上になるほど 丈が短くなっていきます。
十二単の着替えです 源氏物語絵巻(12世紀前半)女房装束モデル
長袴(ながはかま)
単衣(ひとえ) 五衣(いつつぎぬ)
打衣(うちぎぬ) 表着(うわぎ)
唐衣(からきぬ) 裳(も)
完成 檜扇(ひおうぎ)を手にして
つづいて直衣(のうし)
紫式部日記絵巻(13世紀前半)藤原道長の着用モデル
単(ひとえ)
奴袴(ぬばかま) 直衣ほう(のうしほう)
完成 冠をつけ かわほり扇を手に
十二単、直衣が着れるなんて そうそうありません
とっても 楽しいひと時でした。
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十二単を着れるなんていいですね!
しかも写真つきで2000円って激安っ!
やっぱり、10㌔もあるんですね(重っ)
それで疲れたのかな?私も着て見たいです(笑)
まさか 引きずる袴を下に はくとは
思いもしませんでした。
とっても ひとりでは歩けません。
当時は お付きの人がすそを持ったりして
移動していたようですね
トイレが大変だし 疲れてもゴロンと
横にもなれないし・・・
お姫さまもたいへんだぁ
ご夫婦でいい記念になりましたネ
いつもありがとうございます
>でも大変そう
じっと立っているだけですから 大丈夫ですよ
>いい記念になりましたネ
この秋で30年です。
腐れ縁というものですね
私も三重のお友達に連れて行ってもらって着たのを思い出しましたー!
もう10年以上前になってしまいましたが。。
うちの旦那さまだったら絶対着ないと思います。。羨ましいなぁ。
欲張りママさん きっとすごくきれいだったでしょうね(もちろん 今も)
申し込みの時 尋ねたら
「還暦のお祝いでなさる方もおいでです」って
言ってくださったので 勢いで
「やっちゃえ!」って感じです。
きっと atomも30代だったら躊躇していたでしょうね。
こちらも 勢いです(笑)
おっしゃる通り、十二単を着る機会はそうそうないでしょうね^^
素晴らしい体験だと思います♪
北海道へ旅行した際、ドレスを着て洋館の中を巡る という企画がありました。
娘共々、体験しましたが あれはやっぱり恥ずかしいものです。。。。。(^^;;
お嬢さんと ドレスで館内を巡られたのですね
それはそれは 素敵な体験をされましたね
わたしなら 裾を踏んづけて スッテンコロリです。
子供の頃の 着せ替え遊びに始まり
この日の着替えまで 普段と違うものを
着るのは 恥ずかしいけれどわくわくしますね