おでかけmemory

お花大好き、ドライブ大好き、食べることも大好き。
晴れもいいけど 雨もいい。
さぁ きょうも おでかけしましょ。

2012 長崎くんち 1 

2012-10-09 | 祭り・行事

諏訪神社の秋季例大祭長崎くんち に、行って来ました。

始まりは寛永11年(1634)、378年の歴史があり、全国に名を馳せたお祭りです。

名前の由来は、9日に行われるところから「くんち」と呼ばれるそうです。 

 

諏訪神社の参道、七十余段の石段長坂と呼ばれています。

(この長坂を上り、大門をくぐった先に拝殿、御本殿があります。)

 

長崎くんち 奉納踊りは、長坂の真下の広場で、神前に向かって奉納されるので、

長坂は、広場から見上げれば、まさに神様の御前真正面、に当たります。

おくんちを見るのに最高の席である長坂が、毎年無料開放されています。  

といっても、はがき応募(各回ひとり一通、重複応募無効)による抽選で、

当選確率は、かなり低いそうな・・・・。

(ちなみに 正面から少しずれた長坂の両側は枡席で、3万円だそうです。しかも数分で完売。)

「当たるわけないけど、 やっぱり、おくんち見るなら、長坂で見てみたい・・・ 」と だめもとで応募しました。

抽選後は、待ち遠しく、毎日ポストを見ては「当たるわけないな・・・」・・・

あきらめた時、 届きましたぁ                  左のハガキの部を拡大。

  

 しかも、朝と、夕方の両方に当選なんて なんとなのでしょう!

帽子、傘は、神様の御前、つまり神様に対して失礼にあたるので。(手拭をかぶるのは)

当日、同列に並ばれた方は、100通出して3枚だったとか・・・(、重複応募は無効のはず・・・) 

 

集合は開催の2時間前(AM5時)まで(早っ)。それ以降は、権利失効です。

この時間、交通機関は まだ

タクシーにAM4時半に来ていただくように予約を入れて置きました。

5時になると空砲が上がり、くんちの始まりが知らされいよいよ長坂へ入場です。

まだ日の出前、町並みの夜景と共に、演舞場が浮かび上がっています。(気温18℃)

(最後部より。  紅白幕の手前空席は枡席)

席に誘導され空の色が変わったら、白トッポ連と呼ばれる方たちの指導のもと、掛け声の練習です。

広場から観客を見上げた白トッポさんが言うには、「今年は7割が女性です」と・・・。

   モッテコーイ モッテコイ・・・傘鉾の鈴の音、囃子の音が聞こえてくると、「首を長くして待ってるぞ。早くこい。」の意味。
                         また、一度踊場を退場したものを呼び戻す時の「アンコール」の意味で使われる。
   ショモーヤレ・・・本踊りの時に「所望するからもう一つやれ」という呼び戻すアンコールの意味。
   フトーマワレ・・・傘鉾が回るときに「大きな輪を描いて、雄大に回れ」という意味。
   ヨイヤァ・・・すばらしい演技の時に、かける褒め言葉。「ブラボー」のようなもの。

sapphireの席は、前から1/3の位置、ベストポジションです。

司会進行のアナ、中継スタッフのカメラマンも次々にかつぎ出され、観客(希望者)も前に出て練習をします。  

といっても数回の練習、あとは自由に動けて、2時間の待ち時間も苦になりませんでした。

  

山から陽が顔を出す頃には、枡席の観客も揃い始め、カメラマンの数は、もう 数えられないくらい多勢になっていました。

  

  

役員さんが登場して、いよいよ「くんち」が始まります。

神様に背を向けて座り、奉納舞いを真正面で見せていただいているのですから、

おくんちにどっぷりとけこみ、しっかり声援しました。

この長坂のパワー、すごいわ。

たった数回の練習なのに、息もピッタリあってるし、会場がどよめくほどの掛け声が響き渡りました。

そのときに感じる「快感」、きっと皆同じで、長坂が大きな一塊りとなるのでしょう。

気温も26℃まで上がり、汗ばむ陽気と長坂の熱気がくんちを熱く盛り上げます。

 

   長崎市内59カ町踊町(おどっちょう)を、7つの組に分け、7年に一度当番を回し奉納舞い(約30分)を披露します。

      今年は、今博多町・・・傘鉾・本踊、魚の町・・・傘鉾・川舟、江戸町・・・傘鉾・オランダ船、

           玉園町・・・傘鉾・獅子踊、籠町・・・傘鉾・龍(じゃ)踊の、5組です。

5町を一度にUPするには 素晴らしすぎてもったいない、ひと町づつUPします。

という訳で、つづく~ 


コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なかたに亭 | トップ | 2012 長崎くんち 2 本踊 »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (カノッチ)
2012-10-09 13:03:25
よいものを見物されましたね。昼夜当たるなんて、諏訪神社の神様に愛されているんでしょうね。100枚出した人もいるとは、きっと重複応募が多すぎて、実質はチェックがしきれていないのではないでしょうか。
返信する
特等席ですね (ゴチ)
2012-10-09 21:14:41
特等席、長坂での観覧、ラッキーでしたね。小生は大阪、東京マラソン両方から見放されています。
「くんち」の由来が「9日」だとは初めて聞きました。あまりに有名なので気にとめませんでした。長坂から下を眺めると、右に思案橋、丸山そして長崎港が望めたと思います。次回も楽しみです。
返信する
おはよう♪ (マリンママ)
2012-10-10 05:42:55
凄い倍率を勝ち抜いたのね
これは気合の賜物?お天気にも恵まれて良かったです
きっと興奮しながらの見物だったのでしょう
返信する
いいなー (taka)
2012-10-10 07:24:22
良いなー 行きたいなー。。
と思いながらTVで見てました
しかも、良い席までgetしちゃってぇ
うらやましぃ、、

長崎、松江、函館、この三ヶ所は何度行っても飽きない
お気に入りの観光地です(*^^)v
返信する
カノッチさんへ (sapphire)
2012-10-10 11:23:10
「正直」、大切ですね。

きっと、そうだと思います。
重複確認は 無理がありますね。
返信する
ゴチさんへ (sapphire)
2012-10-10 11:26:07
坂の街ですから、歩くにはでも
見晴らしは最高です。

どちらのマラソンも参加応募者の数が
半端じゃないそうですね。

次も見て下さいね。
返信する
マリンママさんへ (sapphire)
2012-10-10 11:27:54
こんにちは

そのようですね。
去年は、この無料チケットが6万円で
ネットで取引されたとか・・・

もう、大興奮。楽しかったです。
返信する
takaさんへ (sapphire)
2012-10-10 11:37:16
台風も一週間早く通り過ぎてくれ、
周りの人の話では 当日の朝の寒さも
例年より、過ごしやすい持ち時間だったようです。

まだ訪れていないところにも
いい街があるでしょうね。
返信する
すばらしい眺望ですね! (過労死予備群)
2012-10-10 18:12:19
sapphireさん、こんばんは。
わぁ、長坂という場所は、神様の御前で応援団をする場所なのですね!
わくわくします。
TVのニュースでしか見たことのない、ながさきおくんち、続けて、楽しみに拝見します。
返信する
過労死予備群さんへ (sapphire)
2012-10-10 22:29:58
こんばんは

神様にお尻を向けて座る失礼が、気になりましたが、
おくんちが始まると、神様と奉納舞いの真ん中にいる幸せに
どっぷり浸かってしまいました。

数年前までは、先着順に前日から並んで、長坂に入場したそうですが、
きっと長崎人の心意気が、他府県の人々にも、この特等席の幸せを
振る舞ってくださっているのだと思います。
「有名なお祭りだ」とおごることなく
こんな試みが、伝統を膨らませる一因にもなっていると思います。
返信する

コメントを投稿

祭り・行事」カテゴリの最新記事