9月第4週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を673億円売り越したほか、TOPIX先物を7513億円売り越し、225先物を1585億円売り越したことから、合計9771億円の売り越しとなった。また、個人投資家も現物を5760億円売り越すなど合計で5878億円売り越し。信託はTOPIX先物を9828億円買い越し合計1兆2602億円買い越した。
■電機→ITの流れに気がつかなかった 総合電機メーカーの経営者が適切に判断できなかった背景の一つとして、半導体をけん引する市場が、電機からITにシフトしていったことにまったく気がついていなかったことが挙げられる。 半導体IC(集積回路)を購入する企業は、昔は総合電機メーカーがもっとも多かったが、IT機器を生産している企業に代わっていった。 半導体購入企業のランキングを見ると、かつては東芝やパナソニックやソニーなど、テレビ、VTR、ラジカセなどのアナログ機器メーカーが上位にいた。