痛風の場合、プリン体だけでなく「炎症」に気をつける必要があります。
免疫力強化です。
となると、「亜鉛」が非常に重要になってきます。
「体内で起こる炎症」とは一体なんなのか、あまりピンと来ない方も多いでしょう。例えば目に見えるもので言えば、ニキビなどで赤く腫れたりした状態のことを炎症と呼びます。そのような状態が体の中の見えない部分でも起こっている、ということです。この炎症が起きる際に発生する物質が、尿酸塩と結びつくことで痛風の発作が起きるとも言われています。
なぜこのように体内で炎症が起きてしまうのか、それにも様々な要因があります。例えば糖分の摂りすぎであったり、睡眠不足や運動不足などが関係していることもあります。意外かもしれませんが、運動をしすぎることでも体は炎症状態になることがあります。例えば筋肉に負荷をかけすぎると筋肉痛になりますが、あれも炎症しているのと同じようなものです。
現代人にとっての悩みでもあるストレスももちろん関係しています。
ストレスで最も大きいのは、心理的なものよりも物理的なストレスです。
なにかに体をぶつけた場合は、その箇所に炎症が起きます。
また、食物を食べた時に、消化器と食べたものの間で、消化のための作用が働き、ストレスが生まれます。食中毒もストレスです。未消化のものが血管に流れ込んだときもストレスになります。
免疫が敵だとみなして、格闘を始めるからです。自分が自分の細胞を攻撃します。
普通に日常を送っているなかでも、体にとって炎症を起こすものは多く存在しているのです。
以上のことから、プリン体ばかりを気にするのではなく体内の炎症に気をつけること、これが痛風予防においても重要となります。
食べた者はきちんと消化できるようにすることです。
こうなると、腸内細菌叢が非常に重要になってきます。
腸内細菌叢を育てて、自己免疫力をアップさせるのは「亜鉛」が1番です。次に食物繊維や消化し難い冷えたデンプン(レジスタントスターチ)です。
バナナうんちが出来るようになれば、免疫力はアップできたと思って間違いないでしょう。
もし現在痛風を患っているのであれば、その炎症について注目してみると症状が改善される可能性もありますので、一度自分の体をチェックしてみると意外な発見があるかもしれないのでおすすめします。
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