週間を通し相場が大きく下げた後で週末をひかえた買い戻しも入り、上昇して終えた。
パウエル氏は7日の講演で関税など通商政策のほか、移民、財政政策、規制の計4分野での政策変更を見極めると説明した。米経済は全体として「堅調なペースで成長している」と自信を示し、追加利下げについて「急ぐ必要はない」と強調した。足元で景気不安を後押しする経済指標の発表が相次いでいたこともあり、過度な警戒感がやや和らぎ、買いが先行した。
市場は今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見送りを確実視している。同時に公表される経済見通しで年内の利下げ回数の予想がどう修正されるかが焦点だ。英キャピタル・エコノミクスの北米担当、ブラッドレー・サンダース氏は「インフレ率は依然として目標を上回っている。年後半にかけて関税政策がさらに物価を押し上げることを考慮すれば、FRBが年内に追加利下げに踏み切ることはなさそうだ」と見る。
ダウ平均は週間では1000ドルあまり下落した。短期的に売られすぎているとの見方
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