マスクは花粉用やカゼ用ではなくじん肺用を使用すべきとのこいと
津波肺と肺炎 被災地の方々のケアー
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東日本大震災の被災地で重い肺炎を発病している人が急増しています。 宮城県石巻市の石巻赤十字病院では、通常の約4倍の肺炎患者が受診、すでに十数人が亡くなっています。
これは津波が運んだヘドロの粉塵(ふんじん)を吸い込んで重い肺炎を発症する事例。
津波が運んできた汚泥した水が乾いて細かい土埃となり、空気中に舞う状態が続いています。 その土埃に病原菌や有害な化学物質が付着しており、それを吸い込み事が原因で肺炎や気管支炎を誘発しているようです。
いままでの震災では知られていない、全くの新しい症例で、被災地を支援する医療関係者への周知も進んでいないようです。 特に免疫力が低い高齢者、糖尿や腎臓などの持病がある人が吸い込むと炎症を起こしやすいので、注意が必要。
また私も初耳でしたが「津波肺」という感染症も要注意です。
津波肺という感染症の概念が広く知られるようになったのは、04年に発生したスマトラ沖大地震がきっかけだそうです。
津波肺とは津波の水を飲んでしまった人に現れる肺炎の症状。 人間の肺は水や胃液など空気以外のものが入っただけで肺炎の症状を起こすほど脆いようです。 津波はどんな水より多くの病原菌や有害物質を含んでいるので注意が必要です。
下記は神戸大学医学部附属病院感染症内科・大路剛医師の発言です。
「津波というのは海底のヘドロや陸上の下水の水、さらには土を巻き上げた巨大な汚泥です。 沈んだ船の重油や家屋のアスベストなども含んでいるかもしれない。 その汚水と一緒に様々な病原微生物が肺に流れ込み、肺炎の症状を引き起こす」
「スマトラの時には、津波発生後1年ぐらい経ってから『津波肺』の症状の出た患者の例が報告されています。 菌の中には、肺に入った後、非常にゆっくりと発育するタイプがあるんです」
大路医師の話の中で重要なのは「急に微熱が出たり、元気なのに体重が減ったり、咳が止まらなくなったとかの症状が見られた時は、お医者さんに『津波の水を飲んだことがあるんですが』と必ず相談して欲しい」という部分です。
診療にあたった医師がより的確な医療判断が出来るということなのでしょう。
現在は被災地支援者とボランティアの方々の目は、瓦礫の撤去とインフラ回復に向かいがちだと思います。
マスク着用やうがいも非常に大事ですが、感染症を防ぐには医師の発言を見る限り、避難所を綺麗に掃除し、清潔さを保つことも、被災地の方々には重要です。 動ける方々は個々に行っているかもしれませんが、お年寄りの多い避難所には、掃除などのケアーも必要かもしれませんので、この文が目にとまった支援者の方々には、そんなケアーの仕方もどうか検討してみて下さい。 宜しくお願いします。 |
津波肺と肺炎 被災地の方々のケアー |
東日本大震災の被災地で重い肺炎を発病している人が急増しています。 宮城県石巻市の石巻赤十字病院では、通常の約4倍の肺炎患者が受診、すでに十数人が亡くなっています。
これは津波が運んだヘドロの粉塵(ふんじん)を吸い込んで重い肺炎を発症する事例。
津波が運んできた汚泥した水が乾いて細かい土埃となり、空気中に舞う状態が続いています。 その土埃に病原菌や有害な化学物質が付着しており、それを吸い込み事が原因で肺炎や気管支炎を誘発しているようです。
いままでの震災では知られていない、全くの新しい症例で、被災地を支援する医療関係者への周知も進んでいないようです。 特に免疫力が低い高齢者、糖尿や腎臓などの持病がある人が吸い込むと炎症を起こしやすいので、注意が必要。
また私も初耳でしたが「津波肺」という感染症も要注意です。
津波肺という感染症の概念が広く知られるようになったのは、04年に発生したスマトラ沖大地震がきっかけだそうです。
津波肺とは津波の水を飲んでしまった人に現れる肺炎の症状。 人間の肺は水や胃液など空気以外のものが入っただけで肺炎の症状を起こすほど脆いようです。 津波はどんな水より多くの病原菌や有害物質を含んでいるので注意が必要です。
下記は神戸大学医学部附属病院感染症内科・大路剛医師の発言です。
「津波というのは海底のヘドロや陸上の下水の水、さらには土を巻き上げた巨大な汚泥です。 沈んだ船の重油や家屋のアスベストなども含んでいるかもしれない。 その汚水と一緒に様々な病原微生物が肺に流れ込み、肺炎の症状を引き起こす」
「スマトラの時には、津波発生後1年ぐらい経ってから『津波肺』の症状の出た患者の例が報告されています。 菌の中には、肺に入った後、非常にゆっくりと発育するタイプがあるんです」
大路医師の話の中で重要なのは「急に微熱が出たり、元気なのに体重が減ったり、咳が止まらなくなったとかの症状が見られた時は、お医者さんに『津波の水を飲んだことがあるんですが』と必ず相談して欲しい」という部分です。
診療にあたった医師がより的確な医療判断が出来るということなのでしょう。
現在は被災地支援者とボランティアの方々の目は、瓦礫の撤去とインフラ回復に向かいがちだと思います。
マスク着用やうがいも非常に大事ですが、感染症を防ぐには医師の発言を見る限り、避難所を綺麗に掃除し、清潔さを保つことも、被災地の方々には重要です。 動ける方々は個々に行っているかもしれませんが、お年寄りの多い避難所には、掃除などのケアーも必要かもしれませんので、この文が目にとまった支援者の方々には、そんなケアーの仕方もどうか検討してみて下さい。 宜しくお願いします。 |
東日本大震災の被災地で重い肺炎を発病している人が急増しています。
宮城県石巻市の石巻赤十字病院では、通常の約4倍の肺炎患者が受診、すでに十数人が亡くなっています。
これは津波が運んだヘドロの粉塵(ふんじん)を吸い込んで重い肺炎を発症する事例。
津波が運んできた汚泥した水が乾いて細かい土埃となり、空気中に舞う状態が続いています。 その土埃に病原菌や有害な化学物質が付着しており、それを吸い込み事が原因で肺炎や気管支炎を誘発しているようです。
PCBについて
PCBはPoly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、その分子に保有する塩素の数やその位置の違いにより理論的に209種類の異性体が存在し、なかでも、コプラナーPCB(コプラナーとは、共平面状構造の意味)と呼ばれるものは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされています。
一方、溶けにくく、沸点が高い、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的にも安定な性質を有することから、電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙など様々な用途で利用されました。
PCBの毒性について
脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。
ダイオキシン類 (Dioxins and dioxin-like compounds) は、ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン (PCDF)、ダイオキシン様ポリ塩化ビフェニル(DL-PCB) の総称である。これらは塩素で置換された2つのベンゼン環という共通の構造を持ち、類似した毒性を示す。
ダイオキシン類は塩素を含む物質の不完全燃焼や、薬品類の合成の際、意図しない副合成物として生成する。
2,3,7,8-TCDDはダイオキシン類の中では最も毒性が高く、IARCにより「人に対する発がん性がある」と評価されている。マウスでの動物実験では催奇性が確認されている。
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)石綿(アスベスト)とは? 石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。 その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が吸入してしまうおそれがあります。以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止されました。 その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。 石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。 |
石綿が原因で発症する病気は?
石綿(アスベスト)の繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。石綿による健康被害は、石綿を扱ってから長い年月を経て出てきます。例えば、中皮腫は平均35年前後という長い潜伏期間の後発病することが多いとされています。仕事を通して石綿を扱っている方、あるいは扱っていた方は、その作業方法にもよりますが、石綿を扱う機会が多いことになりますので、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。現に仕事で扱っている方(労働者)の健康診断は、事業主にその実施義務があります。(労働安全衛生法)
石綿を吸うことにより発生する疾病としては主に次のものがあります。労働基準監督署の認定を受け、業務上疾病とされると、労災保険で治療できます。
(1)石綿(アスベスト)肺
肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)という病気の一つです。肺の線維化を起こすものとしては石綿のほか、粉じん、薬品等多くの原因があげられますが、石綿のばく露によっておきた肺線維症を特に石綿肺とよんで区別しています。職業上アスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こるといわれており、潜伏期間は15~20年といわれております。アスベスト曝露をやめたあとでも進行することもあります。
(2)肺がん
石綿が肺がんを起こすメカニズムはまだ十分に解明されていませんが、肺細胞に取り込まれた石綿繊維の主に物理的刺激により肺がんが発生するとされています。また、喫煙と深い関係にあることも知られています。アスベストばく露から肺がん発症までに15~40年の潜伏期間があり、ばく露量が多いほど肺がんの発生が多いことが知られています。治療法には外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。
(3)悪性中皮腫
肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる悪性の腫瘍です。若い時期にアスベストを吸い込んだ方のほうが悪性中皮腫になりやすいことが知られています。潜伏期間は20~50年といわれています。治療法には外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。
塵肺(じんはい、じんぱい、Pneumoconiosis)は、粉塵や微粒子を長期間吸引した結果、肺の細胞にそれらが蓄積することによって起きる肺疾患(病気)の総称。じん肺法(1960年)は「粉塵を吸入する事によって肺に生じた繊維増殖性変化を主体とする疾病」と定義している。症状として咳 痰、息切れ、呼吸困難、動悸を起こす。原因となる粉塵には、ケイ酸、金属粉、石綿(アスベスト)、有機塵があり、鉱山や炭鉱、陶磁器製造業、石切業、鋳物業、トンネル工事、アスベストを用いる建築や建造物の解体など粉塵の多い環境に従事する職業に見られる職業性疾患であることが多い。そのため、職業性肺疾患とも呼ばれる。
コメントありがとう
コメント内容
> はじめまして。先月から家族全員が咳がとまらないという症状になり、わたしの父はとうとう病院で気管支炎との診断を受けました。寝られないほどの咳で10ヶ月になる娘も咳がひどく止まりません。職場にも多数同じ症状の人。
> 病院に行くと風邪薬と咳止めを処方されるのですが 「風邪ではないのではないか」とネットで調べて行き着きこの記事を読ませていただきました。私は仙台市若林区在住。津波被害はないものの徒歩圏内の地域が壊滅状態。 この咳が粉塵のせいだとなるとこの地域に住んでいる以上 しばらくはこの健康被害に悩まされるのでしょうか。
> この悪さをする有害物質が放射能のように後の人体へなんらかの影響を及ぼさない事を祈るばかりです。
> あまりこの症状が取り上げられないのはなぜでしょうか…。風邪薬を処方してくれた医師にも事例を聞いてみようと思います。
> 長文失礼致しました!
返事
メール ありがとうございます
私は素人なので、あくまでも素人の意見として聞いてください
環境に問題がある場合は長期的には注意したほうがよいと思います
津波が原因の塵肺だとすると発病が早すぎると思いますので
ウイルス性、もしくは風邪の可能性が高いのではとおもいます。
塵肺は溶接作業者などに昔、多かった病気です、今現在は知りません
ステンレスのパイプの切断作業をしていた人が塵肺にかかったという
話を聞いたことがあります。
神経質になりすぎるのも、気にしないのも
どちらもよくないとおもいます。家族全員というのは心配ですね、
ストレスも病気の原因になるので気をつけてください
塵肺関係の情報
(原因物質) 石炭、遊離珪酸、炭素、珪酸化合物、酸化鉄、アルミニウム、ベリリウム
(疾患名)、炭坑夫じん肺、珪肺、炭素肺、黒鉛肺、石綿肺、滑石肺、珪藻土肺。
セメント肺、溶接工肺、アルミニウム肺、ベリリウム肺
(職種 職場)、炭鉱、鉱山、隧道工事、窯業、炭素製造工場、黒鉛、電極工場、建設業、石綿鉱山、自動車工場
採石、ゴム工場、珪藻土工場、建設業、建設業、造船業、金箔製造工場、ベリリウム精錬
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