私の書斎にはクーラーを設置していないので、窓は開けっ放しです。
すると、妻が、
「音量が大きすぎる。」
「お隣さんに迷惑だがね。」
って、しきりに心配するようになりました。「お隣さんに迷惑だがね。」
スピーカーの音が窓から漏れて、隣に届いている、というのです。
けれども、PCスピーカーから出る音量は、テレビの音量と、さほど違わないはず。テレビならばけっこうな距離が離れているから音はある程度大きいのに対し、PCディスプレイは、すぐ目の前に設置しているのだから、テレビ音量より、むしろ小さいはず。
そうは思ったのですが・・・・。
最近、耳が遠くなったので、知らず知らずのうちに、ボリュームを上げ過ぎていることも考えられます。
そこで、妻の忠告を素直に受け入れることにしました。対策として、PC視聴用にヘッドホンを、Amazonで購入しました。
メーカーは、Audio Technica(オーディオテクニカ)で、
「プロフェッショナル モニターヘッドホン」っていう、カッコいい名前が付いているヘッドホンです。
機種名でいうと、「ATH-M20x」です。
そして、お値段は、5,800円でした。
最近は、Bluetooth接続の無線タイプのヘッドホンも増えていますが、これは、有線タイプです。書斎で使うので、有線にしました。
Amazonから商品が届いたので、さっそく使ってみました。すると、これが非常にいいのです。
聴こえてくる音がいいし、繊細な音まできれいに聴き取れます。
音楽演奏のYouTube動画なんかでは、ヘッドホンを付けないときには気づいていなかった伴奏の音までも、きれいに聴こえてきます。
特に感動したのが、マリンバの演奏です。
マリンバの音は、静かで、しっとり落ち着いて、心に染み入る奥深い音なので、好きですが、ヘッドホンで聴くと、なおさらきれいに聴こえます。
私は音楽に関しては、ド素人で、どう表現すればいいのかよく分からないのですが、主旋律を引き立てる副旋律っていうのですか、それが実にきれいに聴こえてきます。主旋律を邪魔しないように、控え目な音ながら、見事な脇役を果たしています。それを、きれいに聴き分けることができます。
それから、このヘッドホンは、ドラムのシンバルの音も、きれいに聴こえます。静かに叩く、シンバルの繊細な音も、聴き取れます。
書斎において、だれにも邪魔されない、癒しの空間に、どっぷりと浸ることができます。すばらしい、自分だけの時間です。
これ、買ってよかったなぁ、って思いましたね。すっかり、気に入ってしまいました。
コードが適度に柔らかいので、イヤホンのコードみたいにグジャグジャに絡まることもないのがいいですね。
お値段からして、それほど高級なランクの製品ではないはずなのに、さすが、Audio Technicaさんです。Audio Technicaは、ヘッドホン、イヤホンなどで有名なメーカーです。
(ただし、これに関しては、「私の耳の品質、性能、ランク」の問題もありますが。)
なお、ヘッドホンですから、両耳が少し押さえつけられる圧迫感があるのは否めません。けど、使っている間は、その圧迫感には気づくことはありません。使用を終えて頭から外すときに初めて、感じる程度です。
それに、この製品独自の欠点ではなく、ヘッドホン一般に言えることですから、仕方ないことですね。
それでは、また次の記事で
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