I-O DATA(アイ・オー・データ)製の23.6インチ液晶モニターで、 LCD-MF243EBRという機種です。今では、生産終了となっている中古品です。
⇒ こちらの記事をご覧ください。
1台のPCに複数のディスプレイを接続して、同時利用することを、「マルチディスプレイ」と呼びます。このマルチディスプレイを実際に使ってみると、驚くほどの便利さを享受できます。
Windowsは、「マルチタスク」という仕組み、設計により、複数のアプリケーションソフトを同時起動して、並行作業ができます。「Windows」というネーミングは、この複数のウィンドウを切り替えて使用するところ、ここからきていると思われます。
そして、複数のアプリ、複数のウィンドウの切り替えのためには、マウスでカチッとするだけ、クリック1つで済みます。マルチタスクの仕組みがあるから、そのおかげで、PC作業は、1つのディスプレイさえあれば可能です。なにもわざわざ追加出費してまで、複数ディスプレイを別に用意する必要はなさそうです。
私は、ずっとそういう考えでおりました。
まず、私は、ごくありふれた事務系会社員です。株や為替のトレーダーみたいに、かっこいい、高度なPC操作をするわけじゃない。マルチディスプレイなんてのは、「おらぁ、そんなの関係ねぇ、オッパッピィー」 (今では懐かしい「小島よしお」) てなもんでした。まして、自宅においては、YouTubeを見たり、ブログを読んだり・・・・などの限られたPCの使い方しかしていない、ならば、なおさらマルチディスプレイは自分には無縁なもの、という感覚でした。そもそも、考えることさえありませんでした。
ところが、急に転機がやってきます。
きっかけは、「仮想デスクトップ」機能です。Windows10には、「仮想デスクトップ」という便利機能が用意されています。複数のデスクトップ画面を切り替えて使える機能です。あるものは使わないともったいない、せっかくなんで使ってみようと、思いつきます。貧乏性、丸出しですなぁ。
仮想デスクトップを試しに使っている途中、
「ん?待てよ。我が家には使っていない小型液晶テレビがあったよな。」
と、思いつきます。それを使えば、「仮想」ではなく、「リアル」のデスクトップとなるわけです。んで、実際に、自宅のノートPCに、その液晶テレビに接続してみます。⇒ こちらの記事をご覧ください。
実際に使ってみると、このマルチディスプレイ環境が、ものすごく便利だったんですよ。これは、一つの発見でした。
複数のウィンドウの大きさを調整して1画面に並べる作業の不要なことが、どれほど楽なことか。実地に使ってみると、その便利さは間違いないく実感できます。
ある研究によると、「マルチディスプレイ環境は、PC作業を40パーセント以上も効率化してくれる」、という結果も出ているそうです。
テレビとPCの接続によって、マルチディスプレイの便利さを知っちゃってしまい、そして、今回の液晶モニター購入へと至りました。
年をとってヲッサンになってくると、人間的感度が鈍ってきて、新鮮さを感じる頻度が減ってきます。何事にも慣れっこになってしまい、ワクワクするような体験ができなくなるんでしょうなぁ。
そういうヲッサンにとって、今回の買い物は、久々にワクワクさせてくれるもの、気分を高揚させてくれるものでした。
使っていて、本当に便利なのです。今まで体験したことがないような、新鮮な気分を味わうことができます。
何といっても、大きい画面は見やすさ抜群、小さい字も苦にならない。
ところで、私は今回、本体3,500円、送料1,000円の合計4,500円で、中古品を購入しました。
この中古の購入についてですが、この点は、少々、考えものです。
というのは、今では、1万円も出せば、新品ディスプレイ(モニター)が買えてしまうからです。そうです、わずか1万円とちょっとです。
モニターには、有寿命部品(バックライト、アルミ電解コンデンサ)が含まれています。
寿命の長さは、使用頻度や使用環境(温湿度など)等の条件により異なってきます。けれども、使っていくうちに寿命がくることに、違いはありません。
ならば、4,500円を出すくらいなら、やはり新品でしょうねぇ。それくらいの価格差だったら、中古よりも、長く、安心して、しかも新しい機能も使える、新品でしょう。全体的にみると、どちらがお得か、ってことですよ。私も、次に購入するときは新品にするつもりです。
◆ 現在かなり人気の製品 価格:¥17,800
それでは、また次の記事で。
マルチディスプレイの「設定」に関して、気づいたことがあります。近いうちに、それを記事にするつもりでいます。
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