昨日のブログで書いた通り、先日新宿御苑に行ったところ、菊花壇展が催されていました。
日本庭園の中に点々と小屋が建てられ、菊の種類別(作り方別?)に展示されています。
順路の立て札がありますが、広範囲にばらばらに設置されていますので、その順路に沿って観ていかないと見落としが生じる可能性があります。
ちなみに、私は順路通りには歩きませんでした。上記のことに気づいたのは、しばらく歩いた後だったからです。
一文字菊(イチモンジギク)と管物菊(クダモノギク)です。
一文字菊は16枚前後の花びらの大輪菊です。下の写真(↓)の真ん中の列の黄色い奴です。管物菊は同じく大輪菊ですが、筒状の花びらが放射線状に延びたもので、下の写真黄色い一文字菊の両隣がそれになります。
江戸菊です。
名前の通り江戸時代に江戸で発達した菊です。
花が咲いてから、花びらが様々に変化します。花の変化を楽しむ菊です。
大作り
これ1株からできているんです。初冬に出てくる芽を1年がかりで枚数を増やし、このような形に仕立てていくそうです。凄いですね。
ただ、まだ蕾が目立ちます。もう少しすると、もっと凄みを増すのかもしれません。
丁字菊
2種類の花弁からできています。真ん中のような花を頭状花序 というらしいです。その周りに舌状花が囲んでいます。
嵯峨菊。
写真の通り、細い花弁がまっすぐ立ち上がっているのが特徴です。
嵯峨天皇が愛したと言われ、京都の嵯峨野にある大覚寺が育成してきたらしいです。
ちなみにここの花壇では係の人が手入れをしていました。
何をしているかというと、雑草を焼いているそうです。
懸崖作り。
野菊が断崖の岩間から垂れ下がっている様子を再現しています。
残念ながら、まだ花が少なかったです。
大菊です。
大菊の「金剛」(上)と胡蝶(下)のアップ。
他にも肥後菊花壇などもありましたが、こちらは全く開花していなかったので写真無しです。
15日まで開催しているようです。
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