何百tもの貨物列車を引く電機機関車は自分にとって心を惹かれる存在だ。
車両がぶつかり合う金属音や、動き出す時のモーターの音。
力強く、遥か遠くの街へ。
新幹線や、今はなきブルートレインなんか全く興味が無い。
関西に着任した時に知ったのがこの「EF210 桃太郎」だった。
仕事が辛くて、休日、何をする気力もなく、電機機関車の基地に電機機関車をよく見に行ったなぁ・・・。
当時、川崎重工の兵庫で造られ、岡山機関区に配属になるから、つけられたニックネームが「桃太郎」。
車両がぶつかり合う金属音や、動き出す時のモーターの音。
「よくもまぁ、何百tもある貨物を牽引するわ」
あの重厚感がまたらなくいい。
力強く、遥か遠くの街へ。
「コロナ禍で行き先を変更し、京葉臨海鉄道で写真を失敗し、やむ無く長居したために、最新型EF210を見る事が出来た」
人生、どう転ぶか分からない。
今宵、このEF210-327号機も、闇を切り裂き、西日本へとひた走るのか。
「さぁ、明日からまた仕事だ。いいことあるさ」
未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦はつづく。
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