私の読書記録

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ようこそ、わが家へ / 池井戸 潤

2014年07月01日 | 読んだ小説
池井戸 潤の作品だから、やっぱり面白いし安心して読めるからいい。

でも、226ページから227ページにかけての主人公の娘の不可解な発言からの展開は、

この作品の致命的欠陥とまでは言わないけど、若干ご都合主義で残念な所だった。

それから、ここ1年ほどの間に池井戸 潤の作品を何冊か読んだけど、

ノベライズ作品のような、あらすじを書き連ねているだけのような作品では全然ないけど、

登場人物の内面を深く掘り下げて描いているわけではないので、社会派系の作家のわりには、

意外とどれも内容は薄めで骨太な作風ではない。 逆にそれだから読みやすいのだろうけど。


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