私の読書記録

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群青 / 宮本あや子

2009年05月27日 | 読んだ小説
南の小さな島に住む女と2人の男は、幼い頃からいつでもいっしょだったが、
思春期を迎える頃に2人は恋人同士になり、残された男は疎外感を抱き島を離れて
いった。 それから数年後、恋人同士は結婚を決意した矢先に男が海で死んでしま
った。 女はあまりのショックに精神を病んでしまい父親との関係もギクシャク
したものになってしまった。 そこへ島を離れていた男が帰ってきて2人の間や
父親との関係はどうなっていくのかといった物語だが、自分はほとんど何も特別感
想を持つことがなかった。

決してつまらない作品ではないし、むしろ凄くいい作品でこの本を読むことができ
てとても良かったと思うが、登場人物らの心理や行動に何ら違和感を感じることな
く、このような悲しく辛い物語だが誰のせいでもないというのが、自分が何も感想
を持たなかったということに影響しているのかもしれない。


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