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第七の核 / ピーター・ジョーンズ

2011年10月19日 | 読んだ小説
元々、こういう戦争、軍隊、テロ、政治がらみな小説は好きではないのだが、
この作品は意外と読みやすくて凄く面白かった。

テロリストグループに、コンボイ輸送途中の核砲弾7個を強奪される事件が発生する。
アメリカ大統領は、それに対応するためのチームを組織し、
そのリーダーに、まったく能無し役立たずな軍人を据える。
でも、一番の厄介者の役立たずは、その軍の最高司令官でもある大統領だというのは驚きだ。
主人公は、その無能なリーダーらに辟易しながら、テロリストと奪われた核砲弾を追い求める。

核砲弾の被害を最小限に食い止めるために、多少の犠牲者を出すことをいとわないのはアメリカ的で凄いし、
最後に主人公と、生き残ったテロリストの日本人武芸者との一騎打ちもスリリングで良かった。

久しぶりにこの手の小説で、最後まで楽しんで読めた。


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