見出し画像

Not goto debu

M13のガイドエラーをステライメージで補正してみる

先週土曜日はそこそこ天気が良く、
月が昇ってくる23:00頃 までは撮影できました。 
本当はいて座方面が撮影したかったのですが
そちら方面には月があるのでヘラクレス座の 
球状星団M13を撮影しました。 

ただ撮影した時刻にはほぼ天頂にあり、経緯台にはとても厳しい・・・
(去年もそんなこと言ってたような記憶が・・・学習しないなあ)

撮影風景(鏡筒が真上向いてます・・・) 


この状態で200枚撮影。
それでもなんとか156枚選別してコンポジットしましたが、
案の定ブレてます。

M13 
M13-1
Skywatcher DOB GOTO 12'  F5 coma corrector ZWO UV-IR Filter
L:ZWO ASI294MM PRO gain300 -10℃ 10sec × 156枚
RGB:ZWO ASI294MC PRO gain390 -20℃ 10sec × 215枚

これを何とかしようと、 
ステライメージ9のガイドエラー補正を 
やってみました。 

「フィルタ-」-「ガイドエラー補正(G)」を選択 


スライダーで各種パラメーターを調整 
→星が一番丸くなる方向に「向き」を調整後、「大きさ」他を見た目で良さげな
  ところに調整。
 「大きさ」や「強さ」の設定にもよると思いますが、黒縁抑制を目いっぱい
 かけないとザラザラになります。

補正完了後の画像はこちら 

M13(ガイドエラー補正後)
M13-2

 補正前             補正後 


星の粒々が補正後の方がかなりクッキリしました。 
これはかなり効果があります!!! 

以前別の対象で試してみたことはあったのですが、
星以外の星雲のディテールが低下したため、今まで使っていませんでした。
球状星団は星だけなので、そこは気にならないようです。
ちょっとズルしているような気にもなりますが・・・。

ただ、これも去年294MCPのみで撮影したM13を超えられていません。
カメラの性能さえよければうまくいくというものでもないようで、
なかなか難しいですね。

M13(昨年5月撮影)
M13_Hercules Globular Cluster

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天体写真」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事