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Not goto debu

ハート星雲・・・なんですが・・・

次女が迎えに来た嫁さんと帰った後、 
DOBは馬頭星雲を撮影開始、MILTOLの方は 
6Dでハート星雲を撮影しました。 

がしかし、なんか様子が変なんです。

IC1805 ハート星雲 コンポジット後 

Kenko  MILTOL  400 ED   400mm  F6.7 BORG マルチフラットナー1.08 
CANON EOS6D HKIR ISO1600 180秒×30枚 総露光時間 5,400秒
タカハシ90S 

画面中央から左よりがえらく青カブリしています。
このまま処理してもいまいちにしかなりません。
どうも6Dで撮影すると青カブリするなという気はしていましたが、
DOBの15秒露光ではここまでひどくないので、無理やり補正したり
バックグラウンドを暗くしてごまかしていました。
しかし、180秒露光ではごまかしきれないレベルです。
(今見返すとDOBの方も青カブリが残っています・・・シグナスウォール
 とか・・・良く今まで気付かずに撮影していたものです。

それで、Ipadや携帯の画面の光とか、6Dのファインダー側から光が入るん
じゃないかとか、撮影中に車に入ったり出たりして室内灯が影響してるん
じゃないかとかいろいろ考えましたが、どうも違うようです。

で、いろいろ検証してみたところ、 
原因はライブビューモードで撮影したことによる  
液晶パネルの熱ノイズ  でした。 

訂正します
天リフさんの以前の記事によるとこれは6D内部の赤外線LEDに 
よるものとのことです。

 
ダーク画像で比べるとはっきりわかります。
  
ライブビューモード 180秒露光  ISO3200  気温だいたい0℃  
青カブリがひどいです。
 
通常モード 180秒露光  ISO3200  気温だいたい0℃ 

 こっちは全然カブリはありませんね 

 
goto debuはDOBの撮影から天体写真復活しましたが、
最初の頃ミラーショックでブレブレだったので、
ミラーショックのないライブビューモードで
撮影するのがデフォになってます。
 
なので、最近MILTOLで120秒とか180秒とか露光するように
なってもそのままライブビューモード撮影しておりました。
また、ダークももちろん引いているんですが、ダークはバッテリーが
もったいないとけちくさく、ちゃんと普通モードに切り替えて
撮影していたのでございます。
これではダーク引いても補正はされません・・・。
(もっと早く気付けよ・・・)
 
ということで、ライブビューモードでダークを撮影しなおしてから
再度コンポジットしてみました。
 
が、しかし、今度は過補正で一部が暗くなって 
しまいこれもダメです・・・_| ̄|○
 
ライブビューモードで撮影したダーク適用、コンポジット後 

一見良さそうに見えますが、ハートの左側が暗くなっていて、
強調すると全然ダメです。
マスターダーク画像をレベル調整してから適用してみたりもしましたが
ちょっと調整は無理そうです。
 
しかたないので一旦そのまま画像処理してみました
 
画像処理後 
やはり左側が・・・。
この晩はあと2対象ほど撮影したのですが同じ状況です・・・トホホ
 
これは通常モードでリベンジするしかなさそうです。
 
あとDOB+6Dの撮影もどうするか考えないといけません。
6Dは静音シャッターモードがあるので、ミラーショックブレが
おきるか後日検証したいと思います。

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コメント一覧

gotodebu
玄さん
どうもです

おっしゃるとおり、10~15秒露光の多枚で各コマ10秒ロスだと
2倍近く時間がかかるのでどうしようかと思ってます。
BACKYARD EOSはミラーアップと露光でパターンを組んで
露光制御ができるようなので、静穏シャッターモードと
合わせて使ってみようかと思ってます。
EOS6Dのライブビューからの撮影ではカブリが出る、というのは時々聞きますね。MkIIはもっとひどいんでしたっけ?
EOSのカメラだと、ミラーアップモードで、セルフタイマーを使うと、ほぼショック無しで撮影できるので、通常はセルフタイマーを使っています。
まぁ、2秒か10秒ロスしますので、多枚数撮影では結構なロスタイムになりますもんねぇ。
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