秋冬に購入したWilliam Lockie のラムウールカーディガン。

三茶のセレクトショップ『SEPTIS 』にて購入

(ダブルネームで特別感あり)。
ハイゲージでもローゲージでもない、ごくごくフツーのウールカーディガンを探して、コチラに辿り着きました。
例えるならUNIQLOが定番でやっているラムウールカーディガンみたいな…デザインは極力シンプルで、ほどよく生地の厚みがある感じ。
それでいて所有欲を満たしてくれる上質感のあるモノ…。
というわけでラムウールニットの代表格ともいえる、William Lockie。
色は問答無用のブラック。

打ち合わせ位置が高く浅めのVネックであること以外は、一見すると極々フツーのカーディガンですが…

ゴルカーディガンと呼ばれるデザインで、裾にボタンで開閉できるサイドスリットが切ってあり、程よいアクセントになっています。

ボタンは高級感のある黒蝶貝。

カーディガンには珍しい、横向きのボタンホール。
理由は不明ですが、ゴルフのスイングのような体幹をひねる動きに追従させるため…という意図か?

袖はターンナップ仕様(袖リブの合わせ目が外側にある)。

素材はタダのラムウールではなく、ジーロンラム100%(それで税込25,300円というのは随分リーズナブルな印象)
同じくジーロンラムを使ったイタリア製ニットのようなフンワリ軽い感じとは、肌触りは随分と異なります。
2plyの糸の特性からか、見た目よりもズッシリとした手持ち感で、モチっと弾力があります。英国らしい目の詰まった感じと言いますか、今回求めていたのはこういう方向の上質さ。
着丈・身幅ともに中庸的な、スッキリしているけどピタピタではない丁度いいシルエット。
コットンセーターを2色買いしたこともあるWilliam Lockie 。ウール製品は初めて手に取りましたが、やはりクラシックで普遍的な良いニットです。