要介護5の祖母の在宅介護記録。

要介護5の祖母を在宅介護している。在宅介護の記録。

【祖母の現状】滲出液と腹痛および認知症の進行

2024-10-12 15:25:00 | 日記
何から書いたらいいか、わからないほどの状況になっています。本日の投稿には、祖母が急性下肢動脈閉塞症によって切断した右脚およびオムツで巻いている左脚の写真も載せるので、このブログをお読みになるかどうかはご自身でご判断ください。



まず、今週から祖母の左脚から滲出液(しんしゅつえき)が大量に出てくるようになりました。心臓が悪く、それまでかなり浮腫んでいました。むくみにむくんだ左脚は、ビニールのようにテカテカして、人間の脚はどこまで膨らむのか想像すらできないほどでした。


下に敷いているタオルやシーツ、掛け布団が少し濡れるというのではなく、まるでペットボトルのお水をドボドボとこぼしたかのように濡れ始めて気がつきました。それでも最初はその液体が何か、わかりませんでした。飲み物をこぼしたのかな?尿が漏れているのかな?と原因を探っていました。


でも、飲み物にしては色も臭いもなく、尿にしてはオムツが濡れていない。その透明の液体は粘土があり、生臭いことに気がつき、滲出液だと確信しました。そして、その濡れた布団のシミは、写真のように☟黄褐色です。



このシミにも鼻を近づけてみると、体液の独特の臭いがしました。確信したところで、施設に連絡。医師とも連携をとってくれました。


看護師さんや介護士さん曰く、滲出液が出ることは、珍しいことではないとのことです。特に10月6日(日)からラシックスという利尿剤を増やしたので、その影響で皮下組織に溜まっていたものが耐えられず外に出てきているのかもしれません。
*ここから脚の写真を載せますので、ご自身の判断でお願いします。










このように自然とできてしまった創傷(傷口)から透明のベトっとした粘度のある液体が出てきています。写真では分かりづらいのですが、左脚の様々なところから滲出液が見られます。



滲出液はオムツとパッドで吸水という形で対処します。現在は、どの塗り薬にするか、滲出液が出たことでどの程度むくみがとれるか、など見極めている段階です。





オムツは1枚(Lサイズ)、パッドは3枚使用して、テープでやさしく巻いています。失った右脚に左脚はオムツ。なんとも言えない気持ちになります。本当は蒸れて不快だと思うのですが、この処置が妥当のようで、私も毎晩、このように処置しています。



それから、10月8日(火)から祖母は右下腹部を痛がっています。8日は施設の日でしたが、右の下腹部が波を打つように痙攣していたので、施設はキャンセル。訪問医師を呼び診ていただきました。しかし、原因は不明。ただ、祖母の腹部を押しても痛がらないので急性腸炎ではなさそうとのこと。私が見ていると、咳をするときや介護ベッドで背中を起こすときに痛がる気がします。こちらも様子見です。ちなみに、写真☟のように右手で押さえているところが痛むようです。




不幸中の幸いは、本人が滲出液があるからといって痛がらないこと。オムツを巻いていることを気にしていないこと(正確には気がついていないかも)。また飲んだり、食べたりはできていること。認知症がだいぶ進み、自分の体のことを全くわかっていないことです。すべてを把握したら、現実はあまりにも辛いと思うので。



【認知症に関してのメモ】
・朝昼夜の概念がない
・季節もわからない
・日付も認識しない
・1分後、5分後には忘れる
・交換したばかりのオムツを1分後に替えてという
・うんちと発する
・時計が読めなくなってきた(なった)
・トランプもできなくなった
・少し前までできた簡単な足し算や掛け算もできなくなった
・思いや感情を言語化することが難しく、その反動で暴力や暴言、機嫌の悪さが出る
・食べ物を口に運んであげないと食べないこともある(食事介助が必要になってきた)

など。


ちなみに、昨年8月に入院したときは認知症ではありませんでしたが、そのときも自分の病名を聞いてきませんでした。これは私にとっては、不思議なことでした。


そして、本日。祖母に髪を引っ張られ、爪を立てて引っかかれ、私の腕はまた傷が増えました。しかし、介護士さんの協力を得て、なんとか無事に日帰り入浴に送り出すことができました。私はロングヘアなので、引っ張られないように髪をお団子にしていても、掴みどころを見つけて上手に掴みます。


そして、この状況で不運なことに、数日間、母がコロナの発症リスクが高いこともあり、2階で隔離しています。重度の間質性肺炎の祖母にコロナウイルスは最悪だからです。つまり、本当に私一人での介護。父は移乗くらいならできますが、他は無理。ましてや、この世の中の三連休、父は出勤なので戦力外です。


このところ、オムツ交換や清拭、着替えなどは母と二人でやっています。それは、祖母の体位を動かすときに祖母自身に力がなくなり、とても大変だから。さらに傷口に薬を塗る際も倒れてこないように支えたり、便が患部につかないように配慮したり。脚を上げている間にタオルを潜りこませたり、清拭の際に傷口の手当てをしたり。


しかし、私一人でなんとかやるしかありません。母を隔離することになった理由(詳細は控えます)が私には理解できないことで、昨夜から今朝にかけて母vs娘は、文字による修羅場でした。ただ、母は自分の母(私にとっての祖母)が人様に向かって暴れたり、叫んだり姿に心を傷めているようです。私は私で「人間の体はどこまでいったら、どこまで苦しんだら・・・。」と、思うと絶望を感じます。祖母を筆頭にそれぞれが闘っていて、介護する側の心が追いつかないことも多々あるのが現状です。


先日メインブログに書いた記事

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