匿名のコメントで、「このブログはある人の推理のパクリではないか」という疑いを書き込まれた方がいらっしゃいます。
こういうのは、広く公論化して、判断をみなさんにゆだねたほうが良いので、記事化します。
後半に書きますが、これはとても『うみねこ』のテーマに沿ったようなことだな、とも感じましたので、取り上げる価値があると思いました。
最初にわたしの結論をいいますと、そんなことはしたことないです。わたしの推理は、かなり統一感のある、一貫したものだと自分で思いますし、この一貫性は他人の推理のツギハギではとても出るものじゃないと思います。そのことは、このブログを通読された方にはおわかりいただけるんじゃないかな、と思っています。
以下、わたしを告発した人の書き込みと、それに対するわたしの返事を掲載します。
それに対するわたしの返事が、以下です。
☆
以上ですが、もう少し、感想っぽいことを書き加えておきます。
返事コメントにも書きましたが、このコメントをした方は、
「SNSからのパクリだ」
という疑いをわたしにかけているのに、
「このSNSの誰という人の、この書き込みのパクリだ」
という情報は、与えてくださっていません。
つまり、パクリかどうか、誰にも検証不可能状態です。
検証不可能なので、わたしの身の上には、疑惑だけが残ります。
検証不可能状態にあえておいたうえで、疑惑だけを主張していらっしゃるわけで、これがまかり通るのであれば、他人に悪印象を塗りつけほうだいです。
これって、
「『パクリ元(と言われるもの)』を、猫箱の中に隠して検証不可能な状態にしてしまえば、好きな主張ができる」
ということなわけで、ある種、とても『うみねこ』的だなあと、変な感心をしてしまいました。
六軒島は検証できないから、誰が犯人だかわからない、誰を犯人だと疑っても良い、というのとソックリです。
自分の身にふりかかってみると、よくわかりますが、これはイヤァ~な感じですね。
『うみねこ』の作中で起こっている重要なエッセンスは、わたしたちのこの現実の世界の上でも、実際に起こりうることなのだ、という、好例みたいなものだと思います。
だからこそ、裁判などでは証拠主義が採られているわけですが、その縛りがないフィールド……たとえば「ワイドショー」なんていうのは、印象ですべてが決まるような部分がありますね。
この方向のことを考えるたびに、わたしは河野義行さんの身に起こったことを思い起こします。河野さんにくらべたら、わたしにふりかかったことなんて綿ホコリ程度のことですけれども。
あらためて、『うみねこ』が取り扱っている問題の「現在性」を感じました。過去を舞台にして、ファンタジックな彩りを加えているけれども、やっぱりこれは、こんにち描かれるべき現代の話なんだという感じです。
自分をかえりみたい部分もあります。
たいした根拠もなく、フィーリングだけで、「あの人はよくない人だ」といった決めつけを自分の中で行っていないか?
ほんのちょっとした、些細な瑕疵をもって、他人の全人格を否定的に評価していないか?
そういったことは、常に自覚し、意識しておくこと。それが現状でできる「解」であろうと思います。
(しかしこれをつきつめると、「あの人が犯人じゃないかな」というゲーム内での犯人当てにも二の足を踏んでしまいたくなりますね)
こういうのは、広く公論化して、判断をみなさんにゆだねたほうが良いので、記事化します。
後半に書きますが、これはとても『うみねこ』のテーマに沿ったようなことだな、とも感じましたので、取り上げる価値があると思いました。
最初にわたしの結論をいいますと、そんなことはしたことないです。わたしの推理は、かなり統一感のある、一貫したものだと自分で思いますし、この一貫性は他人の推理のツギハギではとても出るものじゃないと思います。そのことは、このブログを通読された方にはおわかりいただけるんじゃないかな、と思っています。
以下、わたしを告発した人の書き込みと、それに対するわたしの返事を掲載します。
Unknown (Unknown)
2009-11-05 04:45:05
>公式掲示板で、「赤字で嘘っぱちが言える、と主張している人」といえば「Townmemory」というふうに、代表選手のようになりつつあります。望むところです。
この記事で確信しましたけど、あなた人の推理パクってません?
赤字といい、今回のエンディングの話といい、ずっと前から言ってて、うみねこの物語の謎を一つに纏めている人がSNSにいます。
一応その人にメール送っておきました。
それに対するわたしの返事が、以下です。
それはありません (Townmemory)
2009-11-05 09:41:12
>Unknownさんへ
このブログに書いてあることは、基本的にわたしの頭の中から出てきたことです。もちろん、ネット上でいろいろな推理を読んではいますが、SNS(とはどこでしょうか?)での情報収集はしたことがないので、そこから影響を受けるということはありません。
他人の推理を採用するということはあります(たとえば台湾説など)。が、その場合は自分の推理でないことを明記しています。
ですので、どこに通報していただいても、かまいません。
人間は、似たようなものを二つ見た場合、最初に見たものをオリジナル、あとに見たものをコピーだと思いこむ傾向があります。その可能性は検討されましたか? わたしの書き込みは、ほとんどが初出の日付と時間を明記してありますので、参考にして下さい(公式掲示板のタイムスタンプをユーザーがいじることはできません)。
ところで、あなたが想定しておられる「SNSの人」とは、どなたでしょうか。どうぞ、URLを提示して下さい。
現状では、わたしのこのブログが「パクリ」かどうかを、わたしも、第三者も、検証できません。
Unknownさんは、現状、検証不可能な状態でわたしを告発しています。疑惑をかけておいて、その疑惑が正しいかどうかを確かめるすべを与えないというのは、フェアではありません。
「SNSで謎をまとめている人」にとってもフェアではないことです。
☆
以上ですが、もう少し、感想っぽいことを書き加えておきます。
返事コメントにも書きましたが、このコメントをした方は、
「SNSからのパクリだ」
という疑いをわたしにかけているのに、
「このSNSの誰という人の、この書き込みのパクリだ」
という情報は、与えてくださっていません。
つまり、パクリかどうか、誰にも検証不可能状態です。
検証不可能なので、わたしの身の上には、疑惑だけが残ります。
検証不可能状態にあえておいたうえで、疑惑だけを主張していらっしゃるわけで、これがまかり通るのであれば、他人に悪印象を塗りつけほうだいです。
これって、
「『パクリ元(と言われるもの)』を、猫箱の中に隠して検証不可能な状態にしてしまえば、好きな主張ができる」
ということなわけで、ある種、とても『うみねこ』的だなあと、変な感心をしてしまいました。
六軒島は検証できないから、誰が犯人だかわからない、誰を犯人だと疑っても良い、というのとソックリです。
自分の身にふりかかってみると、よくわかりますが、これはイヤァ~な感じですね。
『うみねこ』の作中で起こっている重要なエッセンスは、わたしたちのこの現実の世界の上でも、実際に起こりうることなのだ、という、好例みたいなものだと思います。
だからこそ、裁判などでは証拠主義が採られているわけですが、その縛りがないフィールド……たとえば「ワイドショー」なんていうのは、印象ですべてが決まるような部分がありますね。
この方向のことを考えるたびに、わたしは河野義行さんの身に起こったことを思い起こします。河野さんにくらべたら、わたしにふりかかったことなんて綿ホコリ程度のことですけれども。
あらためて、『うみねこ』が取り扱っている問題の「現在性」を感じました。過去を舞台にして、ファンタジックな彩りを加えているけれども、やっぱりこれは、こんにち描かれるべき現代の話なんだという感じです。
自分をかえりみたい部分もあります。
たいした根拠もなく、フィーリングだけで、「あの人はよくない人だ」といった決めつけを自分の中で行っていないか?
ほんのちょっとした、些細な瑕疵をもって、他人の全人格を否定的に評価していないか?
そういったことは、常に自覚し、意識しておくこと。それが現状でできる「解」であろうと思います。
(しかしこれをつきつめると、「あの人が犯人じゃないかな」というゲーム内での犯人当てにも二の足を踏んでしまいたくなりますね)
いち閲覧者から見ても、盗作元を提示せずにパクりを訴えるのは説得力に欠ける上に、
訴えた者は匿名ですので、悪い言い方をすれば
「Townmemory氏の社会的地位を貶めること」が目的に思えてしまいます。
ある程度名前があがってくるとこういうことはしばし起こりえるので、
こういった匿名の誹謗中傷コメントは削除したほうが良いと思われます。
ありがとうございます。この問題、基本的に、信じてくれる人がどのくらいいるかにかかっていると思います。
削除についてですが、削除してしまうと、不都合だから消したんだろう、やましいから消したんだろうという主張が可能になってしまって、かえってよくないかなと判断しました。こういうのは、フルオープンにしてしまうのがいちばん良いように感じます。オープンにしたことで、ながいしっぽさんの後押しのコメントもいただけたわけですしね。
わたしがあなたにどんなに感謝しているかを正確に伝える方法があればいいのにと思います。
知名度が高いので、そういう心無いこと、因縁をつけてくる方が少なからずいると思います…
それは悲しいことですが、Townmemoryさまの推理をいつも楽しみにしている読者はちゃんとわかっているので大丈夫です☆
私だったらそういうコメントは削除してしまうかもですが、正面から対応するTownmemoryさまを誠実な方だと尊敬します。
長年ネットの世界にいるのならわかるはずです。
他人の信用を得るためになんて情けないですし、自分が盗作なんてしていないと信じているならいいではないですか。
それこそうみねこだと思いますけど。
それにこういう記事が前にもあった気がしますがTownmemory氏の推理を楽しみに見に来てる人達にとっては不快です。
ありがとうございます。あなたのコメントに感謝します。こんな常套句しか使えないのですが、心から感謝しています。
自分が誠実かどうか、自分ではよくわかりません。けれど、人に対して可能な限りフェアに接したい、そして、人からもフェアに扱って貰いたい、とは願っています。自分の中にアンフェアをみいだしたら、訂正したい、とも思います。なんというか、そんなかんじです。
●倫さんへ
あなたが思っていらっしゃるよりもずっと、わたしは自分の文章をだいじに思っている、ということだと思います。
これはくだらない問題ではありません。たとえるなら、自分の娘か息子を、「これはあんたの子じゃないだろう」と言われたようなものです。わたしは、自分の大事な宝物を必死で守ろうとすることを、情けないこととはぜんぜん考えていないのです。
人間は信用がすべてです。信用が力なのです。わたしは、そう思っています。社会生活とは信用をつみかさねること、ほとんどそれひとつが目的だと言っても良いほどです。不愉快にさせてしまったことは、申し訳なく思います。けれど、そのあたりの事情もくんでいただけると、とても嬉しく思うのです。
「あいつは盗作をする悪い奴だから、匿名で告発したって構わない」なんていう理屈がネット社会じゃまかり通り易いのかも知れませんが、
実際に盗作疑惑をかけられるって非常に不愉快ですから、結構なストレスを受けられたんじゃないかと想像します。
>信用が力
HNも名乗らない人には耳が痛いんじゃないでしょうか。
いつもROMでこの記事を読ませて貰ってますが、ついコメントさせて頂きました。
今までの記事がオリジナルである事に自信を持ってるからこそできる、真っすぐな対応だと思います。
筋の通し方としては、非常にかっこいいと思いました。
こんにちは。基本的に、あなたのおっしゃるとおりです。人に疑いをかけるというのは、責任をともなうことです。ぬれぎぬだったときには責任をとらねばなりません(数年前に永田議員という例がありましたね)。奇妙ないいまわしになってきますが、その覚悟がない人間には、人を疑う資格がないのです。
信用が力だ、というのは、わたしの生き方の根本にあるものです。もっと力を持ちたいといつも思います。
「筋の通し方」というのは、良い表現ですね。レトロだけど、リアルです。
ここ最近、こちらにお邪魔させていただいてます。
townmemoryさんの興味深い記事は私のうみねこに対する新たな視点、楽しみ方を教えてもらっています。
ところでこのブログに関する盗作疑惑ですが、新参者ですが私は盗作ではないと信じています。
仮にこのブログの内容が全て盗作であるならば、それは転じてあなたにこれらの考察を思いつくことができない。
そうなれば盗作疑惑をかけられたこのブログにこれまでと同レベルの記事が載ることはない。
そうでないのであればこれからも面白い記事が読める。
つまり、今後のtownmemoryさんの行動が自然に潔白を証明してくれるでしょうということです。
そういう意味ですでにep6に関する考察が記載され、内容も同一人物が書いたとしか思えない文体なので、十分な証明だと思いますよ。
そして、それが私の根拠です。
確か未来の真実は過去の真実に勝ると某魔女さんもおっしゃっています。
(誤解がないように言えば、過去の真実とは盗作だと信じている人達の真実です。)
こんにちは。はじめまして。信用してくださって、ありがとうございます。とても嬉しくて、助かります。
あなたのおっしゃる通りで、一貫性のある情報を送り続けてきたこと、送り続けていくこと、ほとんどそれだけが信用を得る方法だと思います。これはネットに限らず現実世界でも同じですよね。