生きているのか?
自分のこととして言えば、
やっぱり「生きていてよかった」と
思うような「気持ちの良いことがあるから」、
ということになるだろう。
快感原則に従う、
快楽主義者だ。
おいしいものを食べれば気持ちが良い
きれいな景色やきれいなものを見れば気持ちが良い
好きな音楽を聴けば気持ちが良い
好きな香りをかぐのは気持ちが良い
誰かに認められれば気持ちが良い
誰かの役に立てれば気持ちが良い
難しいことがわかれば気持ちが良い
できなかったことができるようになれば気持ちが良い
知らなかったことを知れば気持ちが良い
知らなかった人と仲良くなれば気持ちが良い
思いっきり笑えば気持ちが良い
思いっきり泣けば気持ちが良い
好きな人と一緒にいれば気持ちが良い
好きな人が笑うのを見れば気持ちが良い
好きな人を抱きしめて、
好きな人に抱きしめられているのは気持ちが良い
気持ちが良いことは
たくさんあるはずだ。
私たちはそういうふうに
作られているし、
そういうふうに世の中を
進歩させてきた。
それなのに、
自分のできる範囲で、
社会のルールの範囲で、
気持ちの良いことを求めて生きる
そんなふうに
シンプルに生きられないのは
なぜなのだろう?
もちろん、何らかの理由で
「気持ちよさ」の軸が
歪んでしまっていることもある。
他人が悲しんだり苦しんだりするのを
見るのは気持ちが良い
というように。
生まれつき、脳の結線がずれているのか、
それとも、生きている間にそうなってしまうのか、
両方あるのだろう。
というよりも、そういう気持ちは
誰の中にもあるのかもしれない。
ただ、バランスが少し
違うだけなのかもしれない。
それにしても、
気持ちよさへの執着が
弱点ではある。
いつの日にか、
何事にもこだわらずに、
気持ち良い、悪いを超越して、、
生きられるようになりたいものだ・・・
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