日々の寝言~Daily Nonsense~

セックスについて

自分の人生にとって、
セックスは音楽と並んで、
かなり大きな要素だ。

別に、そんなに絶倫というわけではなく、
どちらかといえば経験は少ないほうだと思うが、
それでも、人生における意味はとても大きい。

音楽に世界の調和の夢を見ていたとすれば、
セックスには個人を越えたもの、
宇宙的なものとの融合、という夢を
見ていたのだと思う。

オルガスムズの神秘・・・

二人一緒に、深く、深く「イケた」時に、
そのときにだけ、個人を越えた何かを
感じることができる。

もちろん、団体競技のスポーツや
音楽の演奏などでも感じることは
できるのだろうが・・・

そういう意味では、音楽とセックスは
とても近い部分があると思う。

ブルックナーの交響曲の、
徐々に盛り上がってゆき、そして爆発する様子は、
まさにセックスそのものじゃないのか?

宗教的な法悦と、オルガスムスとは
無関係ではないのだと思う。

なんてことを言ったら、
絶対、ひどく怒られると思うのだが、
まぁ変人の戯言と思って
聞き流して欲しい。

なんにせよ、セックスは重要だ。

だからこそ、しっかりと心が通じ合う人とだけ、
じっくりと時間をかけて、楽しみたいものだ。

もう最近はそういうこともほとんどなくなったが、
あの、個の縛りから解放される感覚、
宇宙とつながる感覚の記憶は、
いつでも心の支えになっている。
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