食卓から魚が消える日

出張やらなにやらで、ばたばたしていて、
すっかり間があいてしまった。

いちどペースを乱すと、なかなか戻すのが大変なのは、
なんでも同じだが、それでもまあ、
なんとか戻さないとどうにもならないのも、何でも同じ。

とりあえず、先日のＮＨＫスペシャル？から。

乱獲による漁獲量の全体的な減少に加えて、
主に中国の経済発展と、世界の日本食ブームのために、
魚の流通に大きな変化が起きていて、
魚が輸入しにくくなってきている、という話。

石油もはじめとして、目覚めてしまった中国の需要は、
末恐ろしいものがある。

逆に言えば、巨大な潜在的欲望が存在するわけで、
世界経済は、まだまだ成長する余地がある、
ことなのだが、しかし、今度こそ、
限られた資源が限界に達しつつあるような感じもする。

まあ、昔はお寿司やお刺身なんて
かなりのごちそうだったわけで、
その頃に較べれば、なんとも気軽に
食べられるようになっている現在は、
むしろ特異な時代なのかもしれない。

番組を見た翌日、回転すしで、鮪のバーゲンを
やっていたので、ついふらふらと入ってしまった。
トロが一貫？で180円だった。
これはさすがに安すぎるだろう。
まあ、それなりのトロだったけど・・・