日々の寝言~Daily Nonsense~

2017年の抱負など

今年の年末年始は、本当に穏やかな良い天気が続いている。
快晴なのに、寒くもなく、風も強くない。

雲ひとつない青空を見ていると、
とても気分や良いのだが、

まさにお出かけ日和なのに、
どこにも行く気力が出ないのが悲しい。

今年はどんな年になるのかなぁ、というか、
どんな年にしたいか、というのを少し考えたが、
特に楽しそうな展望もなく、
書きたいことがない。

うーむ・・・

このところ、仕事のほうは、
量に追われて不満足なものを垂れ流している感じなので、
そこをなんとかリセットしたいというのが一番なのだが、
どうすればいいのかが見えない。

一言で言って、
人をうまく使えないのが痛いなぁ・・・

というわけで、今年の抱負は、
もう少し人をうまく使えるようになること、
ということになるのだろうか?

そのためには、何が大切なのか?

仕事を上手に切り分けること
適任の人に任せること
まずは、任せられる関係を作ること
つまり、価値観やビジョンを共有すること。

こう考えてくると、理屈ではわかっていても、
結局、最後のビジョンというのが明確でない、というか、
八方美人的な完全調和というビジョンしかない
のが問題のように思われる。

相手にあわせる、というビジョンしかないので、
方針がブレまくって、現場が混乱する。
最悪だ・・・

 * * *

年末に買った週刊現代で、
日ハム監督の栗山英樹さんが「心の師」と仰ぐ
三原監督の言葉が紹介されていた。

「監督とは、ひじょうに常識的な言葉であるが、
 選手をつかいこなすことができるかどうかである」

「勝つための最善と思われる手段を選んで戦うのは
 監督として当然の処置で、選手の個々の立場や感情を
 尊重することと、かつということは必ずしも一致しない」

「要は、勝負師は機をつかむことである」

勝ちにこだわるその一方で、プロ野球全体のことも
視野に入れている。

「初回から送りバントをすることは、
 プロ野球の監督のすることではない」

 * * *

今の仕事が「勝負」なのか、
というところはあるのだが、
組織としてプロジェクトを成功させるには、
自分には何か大きなものが欠けている。

それを補うことができるとは思わないが、
それが何なのかは明らかにできそうだ。

相手に合わせ過ぎること、
自分に自信がないこと、
わずかな可能性を捨てられないこと、
それらはどこから来ているのか?

おそらくは、個々の実務をきちんとやってきていないこと
から来ているのだろう。

実務をきちんとやってきていない、
相手に合わせて適当に流してきているので、
自信が身に着かず、成長もしない悪循環。

その根はどこにあるのか?
なにか脳の器質的な欠陥なのか?

たとえば、反復練習を必要とする技能の
習慣化が苦手なことと関係があるのか?

それにしても、60歳近くなって、
考えるようなことではないなぁ・・・
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