人工心臓研究者の野尻知里さん。
人工心臓という技術は、
もう諦められたのかと思っていたら、
ついに認可にまでこぎつけようとしているとは・・・
すごい。
心臓を置き換えるのではなく、補助する。
だから、ポンプ自体は拍動しなくてもよい、というのが
ひとつのブレークスルーだったようだが、
そもそもあんなものを体に埋め込もう、
ということ自体が、良くも悪くも、すご過ぎる。
ものすごいエネルギーに満ちた人だった。
ちょっと谷亮子さんを思わせる雰囲気。
以前にこの番組に出ていた、
難波さんともちょっと似ている。
夢が人を動かす。
夢を叶えるのは自分。
パッションを感じるものを見つけたら、
あきらめずに粘り強く。
逆境になるほど、燃える・・・
こういう人もいるのだ。
ほんとうに、
人間というのはすごいものだと思う。
ここで飛躍するが、
フェルマーの最終定理が解かれ、
リーマン予想が証明され、
素粒子物理学も標準理論が確立され、
宇宙の成り立ちもかなり解明された。
月旅行が可能になり、
宇宙ステーションもできた。
地上1000メートルのビル。
そして、人工心臓もまた。
人類的なレベルでの夢が
次々とかなえられてゆく。
21世紀には、
何が残るのだろう?
市場経済による資本主義を超えた、
経済システムの完成?
石油石炭に依存しない
エネルギー供給?
全然関係ないが、
番組を見ていて、ちょっとだけ違和感を感じたのは、
手術の成功と同時に音楽が流れたこと。
あそこは無音にして、
野尻さんの会議シーンになったところで、
音楽を入れてほしかったなぁ・・・
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