教育問題の難しさ

ＮＨＫの日曜討論では、教育問題を取り上げている。

教育の問題がとりわけ難しいのは、
それが、かなり長期の投資行為だからだと思う。

リターンがでるのは、たとえば20年後なのだ。

その間に、重要な技術も変わるし、世の中も変わる。

だから、どんな教育をすればよいのか、は、
誰にもわからない。
議論するときには、謙虚な姿勢が必要だ。

しかし、わからないと言っていてもしかたない。
どうすればいいのか？

ドラスティックな改革ではなく、
基本を抑えながら、地道に改良して行くのが良いと思う。

個人的には、「本当のことを知りたい」「本質に迫りたい」
という気持ちを持つことが大切な気がしている。

本当のことを知る、のは、大変に難しい。
ほとんどの場合に不可能だ。

だからこそ、
自分の力を過信せず、
たくさんの人の話を謙虚に聴き、
その中によい師を求め、
必要な実践や修練を行う、
といったことを、常に継続して行う気持ちが重要だ。