Green House

vividな毎日のために、さまざまな日常での、出来事を写真で綴ってみました・・・!!

吉祥寺の街に焼きとりの煙が・・・

2006年09月19日 | Weblog

日曜日に「吉祥寺の「いせや」に写真撮りに行かない・・・?」って、
相方に話したら、二つ返事で、「うん、行こう・・・」って、
めずらしく即答が帰ってきました。








とっても古い古いたたずまいのお店です。

吉祥寺の名物焼き鳥屋さんなのです。
お店の老朽化のため、この9月25日で取り壊されてしまいます。
といっても、なくなる訳ではなく、
来秋には、14階建てのビルが建ち、1、2階が「いせや」と
なる予定なんだそうです。

このお店は、創業80年、もともとは精肉店で、50年前に
建て直しをして、その時から、
お店の片隅で焼き鳥をたべさせたのが、始まりとか・・・。






今では、強い庶民の味方で、夕方からは会社帰りの
サラリーマンがちょと立ち飲みで、焼き鳥をつっついて、
帰る格好の憩いの場です。
以前から、気になっていたお店だったのですが、
ちょっと、入るのに躊躇して・・・・、一度も入ったことがなかったのです。
でも、この味のある建物の時に、ぜひ入って食べてみた~い・・・、
相方を誘って、早速出かけてきました。
ミーハーのボルテージがかなり上昇していますね。






いつお店の前を通っても、人が並んでいる・・・、
焼き鳥を焼く煙がモウモウ・・・、
なかなか入れそうで入れないお店だったのです。






以前友達と、このお店の話になって、
行ってみたいね~って、言っていたことがあったのです。
そして、何年かたって、そのお友達に聞いた話では、

どうしてもこのお店に入りたくなって、ベビーカーに
子供を乗せてこのお店で焼き鳥を食べたそうな・・・。
今回お店に入ってみて、そのことを思い出し、
彼女の行動に今更ながら感心させられました。
私には、そんな勇気は・・・・。






最近は、昭和の匂いのするちょっとレトロなお店に
女性客も増えているそうです。
あと、1週間で取り壊されるかと思うと、なんだか
寂しいものです。






とはいえ、やはりお店のなかはそうとう古く、焼き鳥を
焼く時にでる煙が全体にまわっている感じです。
建物が老朽化しているので、大きな地震がくると、
やはりこれでは、何が起こるかわからないですもの。
寂しいですがこれも時代の流れでしょうか。

何年来の念願で、お店に行けたのは、こういうきっかけでも
ないと、行けないのかも・・・。






もちろん、焼き鳥は美味しかったですよ。
でも、お客さんが多いため焼き鳥が出てくるのに
少々待たされました。
お店の名物、手づくりシュウマイは、絶品でした。
私は、焼き鳥よりシュウマイの方が、美味しく思えました(笑)。

二人で、充分飲んで食べて満腹で吉祥寺の街を
焼き鳥の匂いをさせながら、ぶらりぶらり・・・。
たまには、こういうデートも良いじゃないでしょうかねぇ~。