
――― 知的財産を活用 経営改革コンサルティング ―――
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
2010年5月14日付け朝日新聞の記事「百年企業 印傳屋上原勇七」を引用します。
記事によれば、株式会社印傳屋上原勇七は、山梨県に古くから伝わる工芸品「甲州印伝」を製造販売している。
「甲州印伝」は、鹿革に型紙を重ね、漆を1枚ずつ刷りこんで模様をつけた製品です。
注目を集めたのは、伝統の枠にとらわれない新商品の開発。
同社は、1983年に洋服に合わせて黒漆で花を描いた新シリーズ「キャレー」を販売。斬新なデザインを求めて社外デザイナーを起用しました。
洋物に合わせたデザインなど、伝統に照らしおよそ考えられないことであったでしょう。
本事例から学ぶべきことは次の3点です。
1.伝統技術を大事にしながらも、製品については伝統にとらわれない
2.デザインを重視する
3.経営者・職人の情熱は昔のまま
伝統産業であればあるほど保守的であり変化を嫌うのが常です。その結果、衰退してしまう産業がすくなくありません。
伝統産業に従事している皆様。今、一歩踏み出さなければ、あなたの伝統技術は消えてしまうかもしれません。
思い切った意識改革を心から期待します。
知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
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