”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

島田紳助さん引退 特許の引退

2011-08-26 08:52:19 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です.

芸能界引退を表明した島田紳助さんの件は、何かと物議をかもしだしているようですね。

テレビ番組の放送中止による、CMスポンサーへの違約金は合計で3億円にも上る可能性があるとか。

事実が何であるのか、事の是非はどうあるべきか、などとはまったく別に、事の終わらせ方の難しさを感じます。

止めることは始めることより難しい。

知的財産経営のコンサルをしていて、クライアントと一緒に悩むのが、「この権利どうする?」です。

特許出願ならば「とりあえず出願しておこう」が効くのですが、

特許維持年金の場合は、半年の追納期間があるものの「とりあえず引退させよう」というわけには、なかなかいきません。

権利の数が少なければ「とりあえず納付しておこう」となりますが、

数が多くなってくると、費用負担も半端ではなくなります。

始めるより止めるほうが難しい、という意味はこのこと。

実務に携わる方は、思わず頷かれたのではないでしょうか?

今日もお読みいただき有難うございます。

最新の画像もっと見る