夢がさ、いっぱいあるのさ。
結構いい条件がたくさんあって、どれを選択したらいいのか、そんなことを考える毎日です。
yadoを建てている土地があってさ、そこに空き地が150坪以上あるのかな?
そこをどうしようか。
建てて売ろうかと思ったんだけど「ちょっと待てよ、売らない方がいい未来があるかもしれない」と売るのを辞めてモデルハウスにしました。
完全にモデルハウス。売る目的はありません。
見てもらって、気に入ってくれたら土地を探して注文受けます。と言った感じですね。
それは今までと変わらず、待ちの仕事。
どうにか攻める仕事にしたい。土地を切り売りして建てて売る。そんなことも考えての土地購入でしたが、家作ると手離れが悪いんですね。
お金を工面して、利益に変わるまでの時間が掛かるのです。リスクもあるし、ぱっぱと離して行きたいのが不動産業ってもんですよね。
そこをどうにか、考えられないものか?と悩んでいます。
yadoと言うモデルがあり、それを丁寧に発信しながら自分の仕事を作りながら未来の仕事を作る。
とてもいいチームと、素材があるので、それをうまく不動産と絡めて発信したいと考えているんです。
建売ってのも一つだけど、それだけだと勿体ないし、別荘とか、宿泊施設とかになりえる土地を探して、こっちで建てちゃう。
建てちゃったよ!誰かポンと買えるぜ!どう?みたいなねw
土地の厳選をしっかりやれば、間違いなくいい仕事になると思うんだ。
別荘利用のyadoを繋げて、お互いが行き来したら面白いなw
僕宮崎持ってますけど、軽井沢の人、1泊交換しないですか?なんてねw
そうしたら俺はあれだよ、釣り竿とサーフボードとスノーボードと、ちょっとの道具を持ってさ、プラプラするんだ。
素敵な場所で、現地の職人たちと楽しく、音を奏でるようにyadoを作るんだ。
ただ俺には土地を見る目は合っても、探す能力が無いし、宅建も持っていない。
売れるっしょー!やっちゃおうぜー!って言うアクセルは持っているので、誰か「次はここ行こうぜ」「次はこんなのどうかな?」と楽しく絡んでくれる人が居ないもんかと悩む日々。
こっちでの仕事はこっちでちゃんと作りつつ、日本各地で家作りたい、そんな夢のプロジェクトがやりたいんだな。
ただ、その人にしっかりとお金を払える仕組みも考えないとダメだから、売買での手数料と土地建物の利益、他にもyadoの建築依頼者への土地購入サポートとか、そんな仕事を作ればいいのかもな。
とりあえず今あることをちゃんと積み重ねてね、イメージしておけばいつかチャンスが来るもんさ。
こうやって何気なく書いて見るとだんだんイメージが出来てくるからね。
きっと面白いことが起きるはず。
また今日も楽しい。
きっと明日も。
いつかオーストラリアでyado建てるぞ。
建築中のモデルハウスyado type01。
9月もたくさんの加盟店さんにお会いし、お話をすることが出来ました。
作り方や気にすべきところ、考え方など共有できたかと思います。
これから、たくさんの地域でyadoが建っていきます。
ウチでは完成後に加盟店向け、エンドユーザー向けに内覧会も行うので、体感してもらえる機会がありますので、しばしお待ちください。
沢山の方にとって良い形を提供するのが現時点での目標なので、良い結果が出たら嬉しいですね。
来られたみなさんに「yadoってどうして出来たんですか?」と聞かれます。
立ち上げた話の時から私が入っているもんで、余計「なんで施工者が規格住宅のメンバーなの?」と感じる方が居るのかもしれません。
実はそのスタートはこんな事からでした。
このブログでは何度か書いていますが、建設業の未来はかなり厳しいものです。
建てていく数と、建てられる人の数がこの先合わなくなるのは目に見えている問題です。技術力の低下も大きな問題です。
今現在でも厳しい所が出てきていますから、これは間違いないでしょう。
じゃあ、なんでそうなったの?ってことです。
”なる人が居ないから”ですね。簡単な事です。
じゃあ、なんで大工をやらないの?
それは”やりたいと思わない”からですねw。
じゃあ、何故技術力が下がったとおもうの?
建築費を下げるために家を簡素にした結果、考えて作る能力が必要とされなくなったからですね。
私自身が25年前に大工になった時「この先絶対減るから」と言われてきました。25年前にです。
みんなガタガタ言うことは言っても、そこに動き出した人居ますか?
私の前にそんな人は出てきませんでした。
聞いたことも見たこともありませんし、そんな住宅メーカーの噂すら聞いたことはありません。
いかに安く、手間を下げるかを追い求め、45日だ60日だ、40000円/坪だのあっちは45000円/坪で金物持ちだとか、しょーもない競い合い。
だーれもなーんもしてません。間違いなく。
最近は働き方を変えないと!なんて、大手ハウスメーカーも土日休みだとか、作業着がBeamsだとかアピールしてますけどね、ふざけんなよ今更、遅いんじゃボケ。
先回りして25年前からやっとけよ、分かってんだから。
自分なりにずーっと考えてきて、悩んで、結局自分の道は自分で歩むしかないと、設計をして施工をするという形を求め、31歳で独立しました。
独立してからは自分のことで精一杯で、それでも数人手伝ってくれる大工に恵まれ、それなりに経験は積んできたつもりです。
怪我をして今まで通りに行かない日があったり、そんなふとした時に、「あれ??俺も何もしてないじゃん」と日々の流れに乗っている自分に気づきました。
出来る場所にいて、自分もやって無かったのです。
次の世代のことを考えて仕事をしないと。
そう思って考えた時、自分の力だけではどうにもならない壁がありました。
結局地元で「もがいている」だけの小さな工務店には限界がある、と感じていたので、仲良くさせていただいている谷尻さんに相談したわけです。
”1日でも早く大工を育てられる方法を考えています。建売をこなすことも選択肢の一つですが、それだと日々の忙しさの流れと手間の無さで、私の思う適切な反復練習が出来ません。出来るようになる仕事はボードと新建材の家です。
少しだけ難しい仕事を反復練習しつつ、時間と手間を生み出せる方法として、自分で資金調達してくるので、サポーズでとんかちドリルズの建売のプランを考えてもらえませんか?”と話したのが2年くらい前でした。
私が新築の内覧をしても、ある程度の方に来てもらえています。
ですがサポーズの内覧には桁違いに多くの方が訪れます。
比べる対象では無いのですが、私にはそれが悔しかったんです。自分がどんなにやり切ったと思っても、到底届かないのです。
だから、私の中で一番魅力的な建築家の谷尻さんに「力を貸してくれないか?」 と相談したのです。
谷尻さんの魅力を通じて、少しでも施工の楽しさを知って、興味を持ってくれる人が現れるんじゃないか?と思ったのです。
内容は、書いていただいた図面を擦るだけ擦って、仲間の不動産屋さんと一緒に、私が銀行から金を借りて、自分達の仕事の合間に建売を年に1つでも建てることで、2軒目3軒目と反復することが出来るし、手っ取り早く全体の流れをつかむことが出来るんじゃないか?と。
工務店としては時間的な余裕も少し生まれ、サポーズと谷尻誠の力を借りて、しっかりと売れる家が作れれば、ちゃんと販売益も上げられる。と考えたわけです。
完成見学会で見てもらって、直接受注貰っても良いわけですしね。
仕事を待つよりも、仕事を作る働き方も手段の一つにしたかったんです。
そんな相談に谷尻さんは「いいじゃん、図面書くよ」と答えてくれました。
ドンブラコ、ドンブラコ、時間が流れて行ったある日「ヨコタさん、建売の話、仕事にしようよ。せっかく書くんだから同じように全国に発信した方がいいんじゃない?哲平ちゃん(林哲平)にも相談してさ、きっとおもしろくなるんじゃない?」
※林哲平=ZERO-CUBEを手掛けるLifelabelのディレクター
思いがけない言葉でした。
私の尊敬する男は、点と点を繋げる発想の天才です。
たぐいまれなコミュニケーション能力と、爆発的な発想力と動かす力。
谷尻さんはその辺がお化けですねw
そんな事がキッカケでyadoが走り出しました。
私の希望としては、私のような小さな施工者が後任のため、子供のため、未来のために踏み出すキッカケになれば良いと思っています。
下請けの手間だけでやりくりするのは無理があります。人を雇うなんて厳しいと思います。
だからここに踏み込んで新しい仕事の作り方を私が先に歩いて見せるので、安心してついてきてください。
いや、歩いた先で死んでたらこっちに来ないで下さい笑笑
不動産屋さんや建築屋さんは「美しい」と思う形を自分たちの施工チームと共有したら良いと思います。
日本の最前線で美しい家を産み出すサポーズの一片を知る事ができます。
それだけでしっかり差別化できるハズです。簡単な家ではないので、施工レベル施工意識も上げなければいけません。
いつもより手間も払わないと出来ないでしょう。
ちゃんと考えて仕事が出来る人がちゃんと評価を貰えるように、そんな事も考えています。
間取りはそのままで、手作業多めで作ることも出来ますし、価格を抑えて作ることも出来ます。もちろんその辺に転がる建売の価格ではありませんが、谷尻誠と設計チームがyadoのコンセプトに合わせ美しい形を考えた家です。
それをとんかちドリルズで一度実棟を建てて見て感じてもらうために建ています。
パースや写真では伝わらないこだわりも込めて、気に入って選んで欲しい。
高い意味や優れた職人の価値など、感じてもらえると思います。
これから先を目指す施工者にも良いキッカケになるかもしれません。
それがyadoのスタートしたキッカケです。
それが私が大好きな大工仕事をちゃんと次に伝えたいと考えたことです。
世の中の大半の人が当たり前に手にする給料と、休みと、保証を、当たり前に職人が手にできる未来にならないと、こんな仕事をわざわざやりたいと思うこともないでしょう。
待っていても誰も、なんもしてくれないから、谷尻さんの脳みそを借りたのです。
哲平さんの発信力を借りたのです。
結果的には私の想像を超えた形になっちゃったので、もはや言い出しっぺくらいでしか無いですが笑笑
スケールがデカくなっちゃったよ笑笑
素晴らしいコンセプトになって立ち上がって、素晴らしい流れが生まれ始めてきてますが、私はそんな事が望みです。
必要とされるなら加盟店さんを私が出来る範囲でバックアップします。施工のレクチャーも掛かった費用も、共有します。
未来のために、沢山の若者がやってみたい仕事になるように、yadoチームで楽しんで走ります。
私には能力が無いから、自分だけでは無理だったんです。だから力を借りるだけ借りて、私の出来ることに集中して発信します。
いま思いつく方法は、私にはこれしか無い。
だから私は施工者としてyadoに居るのです。
誰かが私を踏み台にして、より良い方法でより良い建築の未来が訪れると良いですね。
そうなったらオレは「やって良かった」と思うでしょう。
だから、ちゃんと頑張らなきゃな。
あー楽しいな。
ありがたくも、サウナベンチを製作させてもらいました。
建築行為には必ずと言っていいほど「相見積もり」が出てきます。
ハッキリ言いましょう。
私にそれをするなら頼まなくていいです。
私たち以外のどこかでやってください。
私は「あなたに頼みたい」と言ってくれる、そんな人と時間を過ごしたいです。
100%その人のことを、家族のことを考えて作りたいのです。
計画の時からどうしたらいいか?希望を叶えると金額が出てしまうことも、どうしたら予算に収まるのかも、しっかり向き合って考えて行きたいから独立してやってきました。信頼してくれる施主さんに「頼んで良かった」と30年後にだって思ってほしくて動いています。
原価も提示しますし、自分が手にする報酬も、年収だってなんでも隠さず言えます。
問題点も、改善点も、隠し事なく話せる関係性で、作りたいし、作ってきたと思います。
これだけ言っても「相見積もり」が必要なら、私は私を信頼してくれる人の為だけに自分の時間を割いて活動したいのです。
相見積もりには相手が居ます。そちらにも失礼です。私が下りればそこに頼むことになるでしょうね、高くてもね(笑)
その行為になんの意味があるのでしょうか?
断られるかもしれない見積もりに、いつも手伝ってくれる仲間の職人たちに図面を解読してもらって見積ってもらう時間を割かせるのは、出来ることならしたくありません。「結局時間の無駄だった」そんな可能性があるのなら、俺はさっさと下りた方がいい。
何十年も積み重ねて、私の目で見て「この人なら自分の家も頼みたい」と思う人を集めて仕事をしています。
そんな人の数時間を無給で働かせる可能性があるのならやらない方がいいでしょう?みんな素晴らしい職人だから忙しいんだもん。
朝4時とか、深夜1時とか、そんな時間に見積もりが届くんです。そんなみんなに「あの仕事ダメだった」なんて言いたくないんです。
だから「あなたに頼みたい。一択です。」と言われた方が安くなる方法も、希望に沿った考え方も、すべて100%で臨めるのです。
アクセル全開ですよ、そこ抜けるくらいべた踏みですよこっちは(笑)
ヨコタさん、結構儲かってんの?と思うなら年収聞いてください。
これだけやって、この金額か…じゃあ仕様を下げないとね、と思うはずですよ(笑)
それでも怪しいと思う関係性なら、どこか安心する名前と経歴のある所へ行ってください。どうぞどうぞ。
それがあなたにはピッタリです。
だって他に方法あります?
もしかして、同じ図面だったら同じ内容だと思ってます?
全然、大間違いですよ。
金額が全てですか?
設計者が気づかないくらいの図面の80%のクオリティと、私が望む「30年後も頼んで良かった」と思ってもらいたい、が同じ内容だと思いますか?
これが分からないならどうぞどうぞ、私とは合いませんね(笑)
私の信頼する谷尻誠さんが紹介してくれた仕事を、私は「彼らの積み重ねてきた事をさらに上乗せしたい」と考えて、施主さんには「谷尻さんに依頼して間違いなかったね。」と思ってもらいたいと思って向き合っているんですね。
そんな向き合い方の中に「すこしでも金額を吊り上げたい」と考えていると思います?
で、相見積もり必要ですか?
そこに信頼関係ないなら、俺おりますよ。って意味わかりますよね?
これから家を作ったり、リノベーションを考えて居たり、なにか投資目的で建築したりね、色々形はあるでしょうけど、結局は熱意と愛です。
作り手は人間です。
大工なんてね、ひねくれて、世の中からはみ出して、ふてくされたおじさんです(笑)
「君に決めた!」
サトシはモンスターボールを投げるでしょう?
そう、私たちはモンスター(笑)
君に決めた!って言われたら死ぬ気で戦いますよ。
でもね、「君かもしれないし、君かもしれない!」とボール2個投げて見てよ。
俺なら出ないね(笑)
チラ見して戻ります(笑)
逆の立場で考えて。
「俺なら吹っ掛けて結構取っちゃうよ」と思うから不安なんでしょう?
俺はそんな考えを持った人とはやり取りしたくないの、絶対この先疲れちゃうもん。
俺はしません。65までたっぷりこの仕事をまっすぐ走った景色を見たいからね。
あーまっすぐ走って良かった。
そう思いたいんですよ。
こそこそ隠れた金儲けなんてくだらない。
私はこの分ちゃんと働きます。って胸張って説明しますもん。
「よし、君に決めた」って人だけお願いします。
私はそんな人と出会い、時間を使いたい。だってそのうち、あっという間に死んじゃうもん。
説明は以上です!
わがままですが、そのくらいフルパワーで臨む為、ご理解ください!
あ、ぼちぼち新しいホームページが出来る予定。
シンプルですがちゃんとしてます。
こうご期待。