とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

gentemstick XYと Super fish

2022-02-20 07:24:00 | snow board
プラーナパンクスで限定モデルを製作してから、自分の中で「最高の乗り物」が出来ちゃった事もあり、それからと言うもの、スノーボード(板)に熱が無くなっちゃいまして「ずっとこれでいいやー」となっていました。

しかし…どんどんスノーボード(滑る)の熱も冷め始め…「サーフィン行きたい」になってしまったもんで、これはいかん、ドキドキするやつ探そう。

そんな事から探した結果gentemstick Super Fishを選びました。
「こんなのいらねぇだろ」
そんなスペックなのに、存在しているんだもの「何かある」んだろうと。

チューンナップは「バツグン」に依頼して迎えた丸沼でのシェイクダウン。

様子を見るようにヒラヒラとエッジを掛けて、一本目のバックサイドターン。

「もっと深くイケるぞ」

と板が言ってる気がして、何故だか分からないけど、始めてレイバックターンをしました。
それからと言うもの、一日中、パンパンになるまで伸びやかで深いターンを楽しみました。

7ftオーバーのミッドレングスにフレックスフィンをつけたようなフィーリング。
ゆったりクルージングももちろん、ここって所では頼りになる安定感、あの図体に似合わない細かなターン。

「こんなにも乗りやすいのかーー」と

今でもしょーもないゲレンデから、北海道のグルーミングバーンまで楽しめる万能機です。

そんな日々の中「違うフィーリングを試したい」と次に選んだXY。

アレックス ヨーダーのプロモデル。
マンタレイのノーズデザインにTTのテールを付けたような、アウトラインの1573mmと言うちょうど良い長さの板。

Super Fishでは少し密なツリーランは細く伸びたテールが邪魔で、最後まで食べ尽くす為に選んだXY。

これがね、中々の信頼がおけるヤツなのです。

先日久しぶりに谷川に行きまして、降雪もあり極上のコンディションだろうと悩んだ結果、選んだXY。

決め手はテールでした笑笑

「やっぱ、テール欲しいよね」

レングスは短いけど、幅は私の180センチ73キロを受け止める適度な幅を持ち、荷物で少しばかり重くなってもしっかりとしたフレックスで安定もあるし。

そんなこんなで、一本目をドロップ。

均一では無いフィーリングを感じ「テールあって良かった」と一瞬よぎる笑笑

スピード乗せて軽く左巻き、さらに加速させてトゥーサイドで落とし込む。
ノーズはディップする事なく、上がりすぎる事もない。適切な深度を保ったまま落として行けると感じ、ライトの壁にまっしぐら。
トップで返して、沢地形にドロップイン。

ボトムにデブリの堆積を感じ、その辺注意深くライン取り。
たまに拾うけど「大丈夫テールあるし笑笑」と突き進みました。
 
「おっと」

って時でもテールが粘ってくれるし、コロンとしたマッシュも「飛ぶか?」と一瞬思わせてくれる楽しさを持ってるし、ゲレンデからBCまで頼りになるオールラウンダーです。

今は足のデカい長男との共有ですが、彼がBCに初挑戦なら間違いなくXYに乗せるでしょう。あれで滑り降りれなければ、何乗ってもダメだ笑笑

そのくらい安心できるヤツ。

もし体格大きめで足が28オーバーだったら、XYおすすめです。
ツリーランは行かないよ、グルーミングバーンを楽しみたい、そんなあなたにはSuperFishをおすすめ致します。

さて、そろそろ来期のオーダー締め切りが来ますね。皆さま楽しんでお過ごし下さい笑笑






Trimcraft surfboards PowerCat 7'4

2020-11-30 09:33:00 | snow board
カリフォルニアのサーフブランド「トリムクラフト」からnew-model PowerCatが届きました。








ウチはサーフィン好きなお節介工務店。
あれやこれやと造形に興味があるので「コレどうかな?」などとサーフィン仲間と話す事も多々ありまして(ほぼそんな話笑笑)、これ頼めるのカナー?となれば「お!聞いてみよう!」と秒でお節介します笑笑

こちらのパワーキャットもそんな事からトリムクラフトさんに連絡しまして、たまたまあったStockを送ってもらいました。

それを聞きつけた友達の友達が「え!オレも欲しい!」とあれやこれやと数珠繋ぎ、現在カスタムオーダーも依頼中です。

「いつでも窓は開いてるぞー」って言ってるのでサクッとオーダー出来ます。
トリムクラフトに興味があったら是非連絡ください。

トリムクラフトはライアンラブレースがメインデザインを担当、現在多忙でオーダーを当分締め切ったラブレースのデザインを若手シェイパーがハンドシェイプ、ウォーターマンズギルドやジェフハルファイバーグラスでグラッシングされて届きます。

トリムクラフトのラインナップはたくさんありますが、トリム版Vbowlsは2013年のモデルをベースにチューニングしたモデル、私の乗っていたRebowlsはVbowlsをフレンドリーに扱いやすくしたモデル、HaleyPinはラブレースのThicklizzyがベース、他にもT.Rev、Burner、Rich Fishなどのショートレンジ、ロングのグライダー系シェイプBigPinなど数多く揃っています。


値段はデザインでも変わりますが$900前後(板のみ)、仲間と2,3本頼めば送料も割安で届きます。
あとは引き取りの実費と支払いの手数料少々でオーダー承ります。

仲間と合わせて2.3本、興味あったら是非。

オーダーカードに自身で記入して出来上がってくる楽しみを是非体験してみてください笑笑

ちなみPowerCatは360度ピンピン。ノーズからずーっとハルボトムで、フィン周りのみ辛うじてフラットがあるかないか、と言った感じです。
ボリュームは真ん中から前方にかけて取られていて、スルッと早いテイクオフからチーターファイブしながらツインフィンを操作したり、ヌルヌルアップスを楽しんだり、そこからハードターンしたり、そんな楽しみを想像させるシェイプです。

フレンドリーVbowlsツインフィン、って感じかな〜、乗ってないから分かりませんが…笑笑
膝〜頭オーバーまできっと楽しめそうです。キールフィンが捻れるくらいの波でドライブしてみたいですね。

どんな感じか楽しみです!




プラーナパンクス×とんかちドリルズ スーパーシンクロ

2020-01-03 23:46:00 | snow board
とんかちスーパーシンクロ2019/20
とても雪の少ないコンディションでしたが、初乗りして参りました。

横からアウトラインを見ると「どこでも乗り越えるぜ」的な男らしさを感じますね。

156という短めのレングス、50ミリのセットバック、32ミリのテーパーのスペックを見ると、パウダーに特化した板にも思えますが、ハードなターンも可能ながらひらひらと小回りも効く万能タイプの一本です。


絶妙なテール長、心地いい8.6mのサイドカーブ。ターンの後半の伸びも気持ちが良いです。

スーパーシンクロの持つ素性の良さにセンターにケヤキの入ったコアがハマった!そんな気がしております。




ケヤキの粘りがターン後半の踏ん張りを支えつつ、切り返しの際のスナップや反発も強過ぎず弱過ぎず、とても心地いいフレックスに仕上がりました。

檜特有の柔らかいのにハリがある感じとは別物です。

シーズン一発目の滑りなのでマックスとまでは行きませんが、この時出せる限界までスピードを上げてみました。
広めのノーズ幅ですが、凸凹を拾う事もなく、Mixコアは振動に対して安定して進んで行きました。そこからのターン導入のスムーズさや荷重していきしなっていく感じなど、ケヤキ特有のコシを感じられる、そんな印象でした。

個人的にですが、春雪の時には檜のフレックスが好きなんですね。檜の軽快さとハリが春の地形遊びにフィットしていると思っています。
対して、とんかちドリルズのセンターケヤキはハイシーズンのピステンバーンや時に氷の隠れる魅惑の壁、そしてメンツルパウダーでテールが粘るように、そんなイメージのコア配列にしています。
テストを繰り返した訳ではなく、まるっきりの大工の勘ですが笑笑

勘がビシッとハマり、ピーナッツに引き続き「コレ!」と思える仕上がりになりました。

あくまでも私の好みなので、みんながハマるかは不明ですが、あの乗り味だときっとシーズン通して私好みに楽しめる、そんな気がしております。

180センチの私でも156で安心感を感じるので、小柄な方だと少し硬いと思うのかな?と173センチの甥っ子、163センチの息子に乗って貰いましたが意外や意外、2人とも「楽しいね!」と軽快にターンしておりました。

そこはやっぱり板の素性の良さなのでしょう。

たくさんの雪が降って、大好きな戸隠や谷川、妙高、斑尾の木の隙間でヒラヒラするのが楽しみです。
きっと156の取り回しの良さをさらに感じられるでしょう。

そんなとんかちスーパーシンクロ、在庫は残り1です。
もし興味があったら連絡くださいね。

雪無いですが(笑)
 
腐るものでも無いし、世の中にここにしか無いもので、乗り味も安心ですから、「ビビッ」と来てくれる乗り手を気長にお待ちしております(笑)

2日目、久しぶりにピーナッツにも乗りましたが、やっぱりあれはあれで面白い!
ナベさんと話し「またピーナッツ(スーパーシンクロ)ミーティングしようよ!」ってなりました。
いいシーズンにいい雪でやれたらいいっすね!

あー楽しい。

プラーナパンクス × とんかちドリルズ

2019-12-12 23:09:00 | snow board
到着です!

厚木、丹沢産の木材だけを使用して作ったとんかちドリルズ製のウッドコアを仕込んだプラーナパンクス スーパーシンクロ&ピーナッツが完成しました。

今年は昨年よりも手間をかけ、センターから分けてブックマッチした左右同一の加工木材を使って作りました。

グラスの奥をじっと見つめると左右とても似た木目になっています。




ピーナッツは昨年と同じコア配列、左右のバランスが近くなるようにしたところが変更点。
昨年乗り込んで思い描いていたフレックスを感じれたので今年も継続です。




スーパーシンクロはピーナッツと同じ配列、左右バランスもNewとんかちピーナッツと同じですが、サイドストリンガーを5ミリから7.5ミリにしてあります。

ちょうどワインレッドのカラーで写真だと見にくいですが、ターンの後半のテールサイドにパワーが乗るあたりに配置してあります。
ターンの後半の粘りをピーナッツと同じように感じたいと思い、ピーナッツよりもテールの長さがある事も考え、2.5ミリ大きくしました。

「ウッドコアで感じれるほど変わるの?」と思う方もいるかも知れませんが、プラーナやGreenlabのオリジナルモデルで使われている檜や唐松などと今回作ったセンター60ミリの欅コアでは面白いほど!本当に!まるで!変わるのです。
檜特有の乗り味ももちろん面白いですが、素人の私の楽しみはエクストリームでもバックカントリーでも無く、家族とのスノーボードなので、程よいコシがありつつ、サイドのパウダーや壁で楽しめるフレンドリーフレックスとなっております。
サイドストリンガーも一役買っている、そう信じております。

と妄想した結果、5ミリではなく7.5ミリにしたのです。

効果の程は乗ってみてから語りましょう笑笑

私の好きな長野の山もあと少し。
ひとまずイエティ辺りで足慣らししてきます!

ピーナッツは完売ですが、スーパーシンクロは一本在庫がございます。
もし興味があればぜひ手に取って、厚木丹沢の木材で雪山を駆け下りましょう!!
そしてワイドオープンでのバックサイドターン中に足元の木目にしびれてみてください笑笑

スーパーシンクロ × とんかちドリルズ
99000円+ソール変更5000円+税となっております!
よろしくお願いします。

プラーナパンクス×とんかちドリルズ coming soon!!

2019-12-01 15:51:00 | snow board
雪山を愛する皆様こんにちは。
海海言ってますが、こう寒くなってくるとウズウズして来ますね笑笑

オープンの予定もチラホラ出て来て、気が気じゃない方も多いことかと思います。

さて先日、プラーナパンクスなべさんから連絡があり、順調にプレスが終わり、順次出荷されるようです。

今年は昨年に引き続き特製コアのピーナッツと特製コアのスーパーシンクロ、計2型作りました。
嬉しいことにピーナッツはもうご予約でいっぱい。
スーパーシンクロは1本在庫が御座います。
是非出来上がりを見てお気に召したらオーダー頂けたら幸いです。
きっと素晴らしい色味と乗り味が融合したスーパーシンクロになっていると思います。

と言うのも、もともとはピーナッツを試乗して「もう少しだけフレックスの余韻を感じたい」と思い、なべさんと「神奈川コア」を考えたのがスタートでした。
昨年それが思い通りにハマり、とんかちピーナッツは「オレ好みの」テールフレックスを使う事が出来ました。
それを「スーパーシンクロでやったらピシャん!」とテールが弾いて面白いんじゃない!?と思って発展させて見ました。
でも、テストもしていませんので、ぶっつけ本番です笑笑

でも自信があるのです。

乗りたい斜面、バンク、弾きたいセクション、それが凛としたイメージとして頭にあるので、木を触り適度なしなやかさと振動を抑える為にと配置した結果がきっと現れるだろう!って。

分かんないですけど笑笑

イメージ出来ることは大抵近い結果を残すって分かってるので、コレは大丈夫です。

不安だったら、私が乗ったインプレッション聞いてから考えてみてください笑笑



乗り味も大切なんですが、このギターのようなデッキととんかちドリルズコアの欅がビシッとハマると思うんすよ。
それも楽しみで楽しみで。

やっぱり、物としての魅力も遊び道具には必要な要素だと思うので、そこも加味しての型選びとなった訳です。

※Prana punks Super synchro 写真はオリジナルのカタログ仕様となっております。とんかちドリルズコアとは異なります。

とんかちドリルズ スーパーシンクロはトップの画像のコアで、デッキソール共にオリジナルのグラフィックと変更はありません。ソールは染め柄です。
価格は定価99000円+5000円+税となっております!

是非出来上がりをお楽しみに!
そしてオーダー頂いている方もう少々お待ち下さいませ!


ピーナッツ スーパーシンクロ用コア製作中!! 

2019-07-22 18:45:27 | snow board



絶賛仕込み中のプラーナパンクス×とんかちドリルズ woodcoreシリーズ。

今回も紛れもなく私が手作業で製作しております。

コアプロフィールは前回と同じセンターケヤキ、ヒノキ、スギ、ヒノキ、ケヤキ、ヒノキ×3となっております。

前回はセンターケヤキのみブックマッチ(本を見開きにしたような接着の仕方)で製作しましたが、今回はいっそのこと全部ブックマッチにしたらどうだろう?

とセンターを挟んで全部ぱっかっと開いて接着した、そんなコア配列にしてみました。

もちろん手間暇かかりますが、見た目の感動が違うっしょ!ってことで挑戦してみました。

結果は良いですよ、めちゃカッコいい。

俺のコアなんてそんなもんです(笑)

でも、美しいものはそれが一つの機能です。「美しい」という機能を持っているだけで人は満たされる。そんなことを誰かが言ったとか言わなかったとか(笑)

 

樹脂を吸って、いい色味が出るんだろうな~なんて考えながら製作しております。

乗り味は最高ですよ、だってもともとの板が良いもん(笑)

 

ピーナッツは安心の仕上がりです。昨シーズン乗り倒して、良い所も悪い所も把握しております。

詳しくはメールください(笑)

 

スーパーシンクロは想像の中でしか乗れていませんが(前回作ってないから)きっと合うはずです。ちゃんとそんな配列を考えましたよ。

檜も一本一本密度も重さも張りも違うので、「こんなふうになればいいな」と思ってちりばめました。

こうご期待です。

ピーナッツ、スーパーシンクロ共に1本づつ在庫があります。

こんな季節ですから、出来あがりを見てからじっくり悩んでください。きっと満足できる一本になるはずです。

 

あー、楽しい。


ウッドコア製作開始のその前に

2019-04-13 07:24:42 | snow board


プラーナパンクス×とんかちドリルズ プロジェクト、ピーナッツ&スーパーシンクロの要、センターストリンガーのケヤキをピックアップしに行きました。

今年も良さそうな材があったので、この幅からさらに美味しい所を製材し、7本?8本?分のセンターストリンガーとサイドストリンガーになります。

少し贅沢に使って、残りは友達のサーフボードビルダーの為、ウッドフィンの素材になる予定です。

まずは要のセンターストリンガー作り、それからヒノキ、杉と製材、はぎ合わせと進みます。

ピーナッツ、スーパーシンクロ共に残り一本です。
オーダーや質問はmail@tonkachidrills.comもしくはRGBstoreまでお問い合わせください。




ピーナッツ146 レギュラーコアと、とんかちコアの違い

2019-03-24 15:56:20 | snow board

お問い合わせを頂いたので、改めましてご説明します。

まずは、昨年の試乗会でピーナッツを乗りまして、個人的にはハードモデルが好きだったんですね。

なんていうのかな、、ヒノキのまっすぐに戻ろうとするスピード感よりもぐう~っと行ってぼっしゅ!っと戻るタメのような一拍が欲しかったんです。

ぶっ飛ばすウッディーロケットだったらヒノキがいいかと思います。どどーんと行ってぐーっと曲がって、どーん、みたいな。

俺は絶妙な長さのピーナッツのテールを曲げたままテールでターンがしたかったんですよ。

ヒノキだとその一拍が無くて、戻りが早くて。でもハードだとちょっと重い…違うかな、うーん。もう少し軽くしたかった(重量じゃなくて、操作性です)んですね。

でもノーズは長いし、広いので面で圧を受けやすいので、素材は固めがいいだろう、と。

ナベさんと話をして「神奈川で取れる木」としてケヤキを上げたんです。そしたら、ギターにも使われたり、マテリアルとして面白いんじゃない?ってことでケヤキを調べたんです。そうしたらケヤキは薄いと曲木に適しているということが分かり、薄くしてみたら程よいしなりで。これは面白いかも?と思ったわけです。

大工として使うケヤキは框とか太くて重厚な使い方なので、薄く使う概念が無かったのですが、それがまた興味を湧くポイントだったりして。

それでケヤキを芯にしよう!となったんですよ。

ケヤキの隣はヒノキ、杉、ヒノキの配列にして、曲がってから戻るまでのスピードを調整(想像でw)ヒノキ×3では早いから、赤みの杉を入れて軽さも出しつつ、戻りを遅めにその隣にはデザイン性を考えつつ5ミリのケヤキで振動をばらけさせたいのと両サイドにカーボンビーム的なケヤキパワーゾーンを、なんて考えつつ配置(想像w)。

サイドはそこから全部ヒノキ、そんな配置にしました。

プレーナーを掛けて、触った感じ「とても良さそうだな」と思ったのを覚えています。

 

実際乗った感触としては、イメージが形になった。そんな感じです。

https://blog.goo.ne.jp/greenwoodwork/e/972c0dd7caec0c9a2eb943f5f3f576ce ←動画

欲しかった一拍、テールのしなり、スナップ、暴れないノーズ、適度に曲げられる軽い操作性、そんな乗り味に「ワンシーズンぶっ通しで行ける」そう思いました。

厳冬期の長野、ひざくらいの一面ノートラック、斜度は最大30くらいかな?そりゃーもっとその場所で生きる板はあるでしょう。そんなのは俺だってわかってますよwでも、ピーナッツにしかない面白さがあるんですね。前足でノーズを抑えてアクセル、後ろに体重を移動するとブレーキ。ギリギリの浮力でノーズを抑えると4m台のサイドカーブを感じないほど面白いドライブ感です。

そこからレフトの壁に駆け上がり、テールだけでターン。その時は4m台のサイドカーブと小さなラウンドテールでテールフレックスを残しながらのターンが出来るのです。これが気持ちいーんです、サイコーに。

ピステンででっかいターン出来ないじゃん、なんて声もあるでしょう。そりゃー10mのサイドカーブと一緒に滑るのは無理かもしれませんね。でもね、またそれを抑え込んでターンするのが楽しいんですよ。これでもか!ってくらいチジコまってターンしたり、その体制を維持して伸ばしてったり、そんなのはこの板しか出来ません。

壁に登って、降りて、またそこから駆け上がる半径の小ささはたまらんですよ。トライフィンショートボードに乗ったかのような動き。

シャバシャバ、ぼこぼこ、今日は滑るとこないね、そんな日でもピーナッツ、行けますw

ここイケル?と思うようなタイトなライン、滑りつくされた沢地形、それでも見えるラインがあるんですよ。

164のイージーライダーだったら絶対入らない、そんなところもスルスル~ひらひら~とね。

で、ツリーラン、これがこの板最大のポテンシャル。

前足がアクセル、後ろ足がブレーキ、左右で曲がる。これだけ。タイトなツリーも自分のスピード域に合わせてラインを見つけられるんです。

怖ければ後ろへ、行けるところは前足へ、これの繰り返し。飛べそうな所は飛んじゃってね。

子供がスノーボードを始めたって頃のお父さんにもばっちりです。

小回りが半端ないので、さっと助けたり、サイドカーブはこども用wなので、こどもと同じラインで行けます。

子供が飽きたら、その隙に森へ消えたり、一緒に滑りながらもショートカットしたりね。細かく楽しく遊べます。

 

ワンシーズン、ずっと乗りましたが子供とのセッションから、谷川岳まで、カバーする板です。

色んなスノーボードに乗ってきましたが、ピーナッツにはピーナッツにしかない面白さがあるのです。

 

私はその楽しさに「自分の板が出来上がるプロセス」まで楽しんでもらいたいと思ってInstagramなどで経過をお伝えしているのです。ただスノーボードを買うという行為から、その奥の楽しさを感じてもらって、それに乗る喜びを感じてもらえたら嬉しいな、そう思ってナベさんの協力もあり始めることが出来たのです。

板に乗る、山を滑るってことのその先の楽しみを共有出来たら嬉しいです。

4月ころまでがファーストオーダー、後は随時オーダー受付中です。

オーダー順に、出来上がりから好きな板を選んでもらうスタイルです。ファーストオーダーには特典がありますが、「そんなの興味ねえ」そんなアツいあなたに乗ってもらいたいですw

プライスは132000円+税 送料別途でお送りいたします。

 

ご検討よろしくお願いいたします。


来年だってプラーナパンクス

2019-03-18 19:13:26 | snow board

3/14 タングラムで行われたピーナッツミーティングに行ってきました。

とんかちピーナッツトリオは3人、他にも熱い方々数名とナベさんとで一日中滑り倒しました。

ナベさんはとんかちコア初乗りってこともありまして、作ったこっちはどんな評価かドキドキでした(笑)

先に結果を言いますが、高評価でした!

俺が一年前試乗した印象と、普段木を触っている感覚、木材の質などを考えて「こんな感じになったらいいな~」と思っていた感覚。

実は初乗りからその資質の良さを感じていましたが、我が子が可愛いのと同じで…思い入れが強いのかな?(笑)なんて思っていました。

がしかし、ナベさんからのインプレッションは俺が思い描いたテールのスナップ、粘りの違いなど思っていた感覚と同じ感想、しかも「うん、いい(笑)」と!

それからの俺の饒舌ったら無かったです(笑)

参加したとんかちピーナッツの2人もちょっと誇らし気な感じで(笑)楽しかった‼

 

ナベさんからは「軽い操作性が女性にもいいかもね!これくらいだったらいい感じに扱えると思う!」と。

これは来期もやりたいぞ!とまたメラメラ燃えてきました。

とんかちドリルズはピーナッツ一押しで行きますが、他のモデルのオーダーも受け付けております。

prana punksの他、outflow,greenclothing,gentem stick,greenlabなどもスタッフショージ君のRGBstoreでオーダーが可能です。

オーダーリミット前のご注文特典もありますが、特典目当てのオーダーは嫌いなので、そこは信じて頼んでください。

 

1シーズン乗り倒しましたが、ピーナッツは実は万能です。スゲーぼっこぼこでも意外と楽しい所が目に入る、そんな楽しみだってあるのです。

マンネリしたラインナップに一本あると楽しめますよ~。

 

是非ご検討ください!!

 

ちなみに、俺のピーナッツは今五明あっちゃんのところにあります。気になる方、どこかであっちゃんを捕まえて持っていたら試乗してみてください。

女性の方のインプレッションも聞いてみたい!ぜひ!!

 


prana👁punks snowboarding 19-20

2019-02-18 08:30:19 | snow board
pranapunks snowboarding HP



今季ナベさんとのリレーションシップで完成した「Pranapunks × とんかちドリルズ」のとんかちピーナッツ(勝手に呼んでいるだけ)。

是非来期も継続して行いたいと考えております。

実はウッドコアの材種が均一ではないため(3種類混合)、工場ではとてもシビアに調整を行わないと切削の際に不具合が起こるそうで、作業に当たる方がとても注力して製作してくれているのです。今後もとんかちドリルズとしては継続して行いたいとナベさんにはお伝えしておりますが、これも客注があってなしえること。

皆様のオーダーをお待ちしております。

価格は他の板に比べれば高く感じる方も居るでしょう。
ただ、私としては「それを触れた人の思い」もこのピーナッツの魅力だと思っています(他のモデルはナベさんの手作業です)。

五明あっちゃんのテンプレート、ナベさんの熱量、乗ったうえで考えたコア配列と見た目の美しさを考えたウッドコア、手に触れて探した神奈川の木、いいものを作ろうとする工場の思い、そんなストーリーもスノーボードの価値だと思ってもらえたら本望です。

工業製品としてのスノーボードにサーフボードシェイプのような人の手を加えた価値、そんな感じでしょうか(笑)

とんかちドリルズは家づくりを同じような気持ちで考えています。

施主の顔が見えない建売、マンションと土地探しから向き合った家づくり、たとえ全く同じ図面だとしても「違うものが出来る」「違うものにしたい」そう思ってやっています。
目を見て話して、直接向き合って伝え合った関係で生まれたモノに魅力を感じるのです。

サーフボードも同じです。

お店でオーダーシートに書いて伝えた板。
直接つたない英語で頑張ってやり取りした板。

二本の手は同じように動くのでしょうか。

そんな所、そんな時間も価値ととらえると、「モノを買う」という行為にもっと幸せな時間が作られると信じています。

楽しみを理解してくれる人の為に家を作りたい、スノーボードを作りたい、サーフボードを勧めたい、自分の中ではすべて同じ道なのです。

知ってる楽しみのその先に、一緒に行きましょう(笑)

※ピーナッツ以外のpranapunksのオーダーも受けつけておりますし、とんかちドリルズ スタッフのショージ君のRGBstoreは今でも無店舗営業中(新事務所の一部が店になるのか?こうご期待(笑))。greenclothing,outflow,gentemstick,greenlabなどのオーダーも可能です。是非ご相談ください。