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日本の電話会社とメーカー

2010-11-20 20:58:56 | 日記
最近のツィッターで話題になっているのがKDDIのスマートフォン IS01 。
まだ発売後数ヶ月という状態で、すでに最新のソフトが使えない状況だという。
アンドロイドを搭載しているが、バージョン1.6で2.1や2.2にアップグレードが不可能だという。
KDDIからの情報だから正確だと考えていいだろう。

不条理だ。
いくら最近のIT関連の技術進化速度がめざましいと言っても、数ヶ月で落後するのは言語道断だ。
ましてや、2年契約という縛りがある状況ならなおさらだ。
最低でも2年間はサポートするべきだと思う。

KDDIやシャープの企業倫理に疑問を感じる。
鳴り物入りで売り出したら1年未満でサポートを打ち切る。
(維持ではなくアップデートのサポートという意味)
消費者は、2年間はその機器に縛られているというのに。

もしこれが意図しなかったことだ主張するなら、戦略ミスといえるだろう。
ソフトとハードのメーカーが異なるわけだから、もっと思慮深く設計するべきだ。

まず第一に、ハードウェアは2年間は持ちこたえられるものでなければ売らないという信念が必要だ。
そうでなければ2年間契約と抱き合わせで販売してはいけない。
今回の例では、メモリー不足も1因に挙げられている。
十分防げたことである。

独自のAPIを加えたこと。
シャープが差別化をするために独自のAPI(今回の例ではマルチタッチ)を加えたことがアップグレードの足かせとなっている可能性がある。
朝三暮四である。

この製品はこの夏の売れ筋だったこともあり影響は大きい。
KDDIとシャープには猛省を促したい。