
最近のお気に入りの自転車通勤ルート。普段は五反田と目黒の間から山手線を越えて、都心に入ります。近頃使うこの道は「新茶屋坂通り」という名の目黒〜恵比寿間の道です。
右手に見える「昭和な」団地は防衛省の宿舎だそうです。坂下には自衛隊の基地があるんです。元々は海軍技術研究所があった所なんだそうですね(それにしても日当たりの良い坂上の一等地に、高層ではない団地がゆったりと間隔を空けて建てられているなんて、何て贅沢なんでしょうか)。
左奥に見える煙突は目黒清掃工場のもの。クレーンが載っかっているのが見えますか?調べたら現在、清掃工場自体が建て替え工事中みたいで、この煙突も解体中なのだとか。

目黒駅手前の目黒通りの坂上から見た清掃工場の煙突。北京五輪の"Big Air venue"の背後に映っていた巨大な工場の煙突みたいなものもそうですが、私にとってはこの目黒の煙突のように巨大な人工建造物はどうも"creepy"または"eerie"(両方とも不気味さを表すadjective)に感じとってしまいます(以前、砂防ダムも苦手だと書きました)。

不気味かどうかは別として、どうやって解体されるのかとても興味深かったので調べてみたところ、↑の画像を見つけることができました。それによると煙突側面を少しづつ「短冊状」に切断していき、クレーンで煙突の穴の中より地上へ降ろしているんですね。すごい作業ですね。