見出し画像

通訳案内士のブログ

明治神宮



今日の明治神宮はいつもの週末より賑やでした。節分の豆を売る特設スタンド(?)が出来てたり、子供達が書いた書き初めがずら〜っと回廊に飾られたりしてました(墨汁のことを英語でIndia Inkといいます。書道はShodoでも通じる場合もありますが”The Japanese art of calligraphy”と言った方が伝わり易いです)。




おまけに結婚式もみれてお客様は大満足だった模様。




英語のツアーなのに英語が全く喋れない人が稀に乗ってきます。今日は中国語とカタコトの日本語を話すマスクをつけた中国人風のご夫婦が参加されていて焦りました。



恐る恐るどこから来たのか訊ねたら本土ではなく台湾からでした。ご本人達もやはり本土からの中国人旅行者が日本には多くいると聞いて予防ためにマスクを着用しているとのことでした。


Pandemic Coronavirus The new coronavirus outbreak is widely discussed and worried here in Japan.”
(コロナウイルスの流行は日本でも広く話題になり心配されている)
そのため、いつも以上にマスクをしている人々が街中に溢れている。と説明しておきました。
※1月27日追記
"pandemic"だと危機的状況が相当高い意味を含むらしい
"outbreak"が現段階では適切な単語みたいです



話題の時事ネタといえばイギリス王室。今日のツアーではイギリス人とカナダ人が多かったので皇居を通る時に、日本の皇室の話題に絡め日本でもヘンリー王子とメイガン妃のニュースが話題になっていることを話しました。何人かは大袈裟に首を振っていました。



昨年ラグビーワールドカップ開催期間中のことです。予想に反してsemi-finalでイングランドがオールブラックス(ニュージーランド)に勝って、急遽大勢のイギリス人が決勝戦を観るために来日しました。決勝戦当日を控え、ツアーにも多数のイギリス人ラグビーファンが参加されていました。



ヘンリー王子も決勝戦を観戦するために単身乗り込んできたのですが、そのことをツアーに参加していたお客様に話したら、あるイギリス人紳士が「ヘンリー、奴が来てるのか?」と捨てるように呟いたのを今でも良く覚えています。彼が放った英語は"Henry, he is here?"だけだったのですが、語感からはリスペクトのカケラもなく、ラグビーを愛するイングランドのお金持ち(決勝戦のために短期わざわざ日本に来るくらいだからそう勝手に推測)conservative紳士からもヘンリー王子は決して良く思われていなんだなあと想像したものでした。




首相官邸にほど近い、東急系列の最高峰ホテル、キャピトル東急に朝イチお客様をお迎えに行きました。隣接する日枝神社。日枝神社の鳥居は「合掌鳥居」と呼ばれる独特の形をしています。「神仏習合」を表すとも云われています。七五三ではここだけしか入手できない「限定リカちゃん人形」が配布されるという噂を耳にしました。去年3歳になった娘をココに連れてくるか明治神宮にするかで悩みました(結局明治神宮にした)。京都の伏見稲荷大社のような「プチ千本鳥居」もあり、時間の都合で京都に行けないお客様にこの神社を訪れることを勧めています(伏見稲荷大社は訪日外国人の間では一番有名で人気の神社です)。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「通訳ガイド/everyday life」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事