俳優のみならず、歌手としての活躍もめざましいグンソクが初のオリジナルアルバムを発売する。所属レコード会社、ポニーキャニオンによると、バンドサウンドを前面に押し出したロックテイスト全開の1枚に仕上がった。
日本デビュー曲「Let me cry」や、自身が出演するサントリー「ソウルマッコリ」のCMソング「Rain」などファンになじみ深いナンバーをはじめ、初回盤には11曲を収録。その中には初めて作詞と作曲の両方を手掛け、唯一の韓国語詞でもある「In my dream」や、詞の原案を考えた「Stay」(ともにミディアムナンバー)などの新曲がずらり並ぶ。
自分に力を与えてくれる強壮剤という意味から、日本のファンのことを親しみを込めて「ウナギ」と呼ぶグンソク。通常盤には、そんな愛する日本への思いを込めた1曲も追加収録される。東名阪をまわった昨年の初アリーナツアーで初披露された「守護星」だ。
日本を襲った昨年3月11日の震災に心を痛めたグンソクが詞の原案を考え、復興を目指す日本へのエールを込めたバラード。震災で傷ついた日本のファンに寄り添うような優しさあふれる日本語詞にライブでは涙するファンもおり、反響が高かったことから収録が決まった。
アルバムは日本デビュー曲のレコーディングを行った2010年末から同時進行で制作を開始。構想1年以上の大作にグンソクは「とても長い間準備してきたので本当にうれしいです!」と手応え十分。愛する「ウナギ」たちに向けて「長い間待っていてくれてありがとう。このアルバムでみんなと一緒にCrazyしましょう!」と力を込めて呼びかけた。
グンちゃんが、今年も日本の音楽界を熱く盛り上げてくれそうだ。
2012.3.23 05:06サンスポ記事より