20いつも私を待っていてくれる海がある
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良い日は朝、窓を開けるからといってただやってくるものではない。
良い日はやって来るのではなく、自分が作るべきものだからだ。
良い予感を導くこと、その予感で気運を満たすこと、
そうでなければ 私たちにできることはただ、どんどんかれていく事だけなのか
も知れない。
「明日、朝ちょっと早く会おうか」
男が言う。
女はやや早いデートのため、早い時間に男と会った。
男は何も言わず金浦空港に女を連れて行く。
女は一瞬驚いたが、すぐさま幸せな表情を隠しきれない。
「思う存分海も見て、夕焼けも見て来よう」
済州島に行くというのは、このようにまるで男女のストーリーを盗み聞きする
ように、そのものが遠足でありまた晩餐であり祝祭だ。
美しい風景を切々と見ていると、心の中にいる人がその風景を完成させる。
二人だけの話は積み重ねてきた話だけでなく
これからの訪れる日々のときめく物語も込める。
二人だけの何らかの思い出があるからこそ私たちは生きていく。
だから私たちの人生は小説よりはるかに感動があるのだ。
幸せになろうとする人々のための巨大なロケ地である済州島で
今、この瞬間こそは幸せになろう。
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