韓流部長・田原章雄の「ヨギマネ ピミル(ここだけの秘密)」
チャン・グンソクsi Part3 名優の証明!「快刀ホン・ギルドン」
ここで、当時のグンソクsiのドラマについて
1作品、語っておきたいと思います。
グンソクsiのJAPAN 1st Fan Meeting が
2008年2月23日新宿の東京厚生年金会館で行われました。
この時、グンソクsi は韓国放送中のドラマで
とても重要な役を演じていたんです。
KBSで放送されていた「
快刀ホン・ギルドン」です。
よく聞かれるのが
「田原さんが推薦する韓流ドラマベスト3は?」
「田原さんが推薦する絶対見るべき韓流ドラマは?」
その時、答えるのが次の作品
⑴「
快刀ホン・ギルドン」
⑵「
美男〈イケメン〉ですね」
⑶「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」
全て脚本は
ホン姉妹。
ホン・ジュンウン、ホン・ミランの作品です。ホン姉妹の脚本のドラマっていいんですよね。
ストーリーがしっかりしていて、展開が小気味よく、
恋は切なく、セリフは甘く、風刺が効いていて、
結末もご都合主義ではない。
もちろんいろいろ言う方もいますが(笑)。
その中でも「快刀ホン・ギルドン」は本当に面白い。
僕の中ではベスト1です。
ラストシーンの美しさと切なさは、韓流ドラマベスト1です。
こうやってBLOGを書いていても思い出して泣きそうになる。
そして、この作品で最高の演技を見せているのが
チャン・グンソクsi。
陰謀によって母を殺され、長く清に逃亡、
機を見て現王打倒に立ち上がった先帝の嫡子、
イ・チャンフィを演じています。
このドラマの撮影・放送中に
日本で初のファンミーティングを開いていたことが、
すごく大事な節目だったと思うんです。
共演は主役ホン・ギルドンにカン・ジファン、
ヒロインのホ・イノクにスーパーアイドルグループ
Fin.K.Lのソン・ユリ。
当代の若手人気&実力俳優が揃いました。
作品内容については、好きすぎるんで改めて語りますが、
グンソクsiのなにがよかったのか?
パク・ヨンハsiの時に語りましたが、
グンソクsiが「セカンド」としての役割を
完璧以上に演じきっているんです。
現王を打倒するための強い使命感、
ホン・ギルドンへの友情とその人気への嫉妬、
ヒロイン・イノクへの深い愛情と優しさ、
権力への強い欲望、
権力者になった後、友情を捨て裏切る複雑な思い……。
パク・ヨンハsiの時に語りましたが、
グンソクsiが「セカンド」としての役割を
完璧以上に演じきっているんです。
現王を打倒するための強い使命感、
ホン・ギルドンへの友情とその人気への嫉妬、
ヒロイン・イノクへの深い愛情と優しさ、
権力への強い欲望、
権力者になった後、友情を捨て裏切る複雑な思い……。
その間に初ファンミで来日している。
イベントの練習や構成を考えて実践している。
これは大変なことです。
この時のグンソクsiの日本進出へ賭ける思い
そこを踏まえてのグンソクsiへの二度目の取材でした。
ここ大事です!
グンソクsiのファン=うなぎの中には、
このチャンフィのファンという方が結構いますよね。
あのラストシーン。
友と愛する人を裏切り夜襲をかけざるを得ない
チャンフィの複雑な思い。
愛するイノク、共に戦う共たちと最後を決する
ホン・ギルドン。
最後まで自分の愛を貫く決意をしたイノク。
命を賭してホン・ギルドンについて行こうと決めた
仲間たちの決意。
オーバーラップする
チャンフィ=グンソクsiの表情。
放たれたの火矢が空を満点の星空のように埋め尽くし、
それを呆然と眺め「美しい」と囁くホン・ギルドンたち。
ホン姉妹が若かりし時に遂げられなかったであろう
当時の世相への鋭い風刺と思い。
その全てが、ラストシーンに絡む。
こうして書いていても涙が溢れる。
グンソクsiをちゃらいとか、演技が同じとか
批判する人がいます。
でもチャンフィを演じた
チャン‥グンソクがいるんです。
そんな
チャン・グンソクsiの取材をさらに押すものが
いました。
この時の僕の韓国人韓流取材スタッフ・チョンさんが言ったんです
この演技を見もしないで批判する人々…
聞く耳を持ちません(笑)。
チャンフィの演技だけでも彼は名優ですから。
「田原さん、
チャン・グンソクは必ずブレイクする。
今、絶対に取材しないといけません!」
いよいよ二度目の対面。
そしてこの後、「美男〈イケメン〉ですね」へと続く
他の韓流スターとの決定的な”違い”を
グンソクsiが我々に見せるんです。
なにが違うのか?
それは次回に綴ります。
つづく←見てね
快刀(カイトウ)ホン・ギルドン(쾌도 홍길동)2008年←見てね
KBSオンデマンド←見てね