インタビュー Vol.1
好きなこと、趣味は何ですか?
チャン
趣味はドライブです。車のチューニングもしているんですけれど、お金が結構かかりますね。なので、今、少し悩んでいます(笑)。それに、音楽を聴くのも好きですし、 コーヒーを飲むもの大好きです。でも、最近は仕事のスケジュールが忙しくなってきて、ゆっくりとカフェでコーヒーを飲んだりできないのがとても残念です。音楽は移動中に車の中でよく聴いていますよ。
好きな日本の食べ物は何ですか?
チャン
たくさんあります! 好きなのは
豆腐、天ぷら……苦手なのは梅干ですね。一度試したんですけれど、どうしても梅干は食べられなかったです(苦笑)。とても酸っぱかったです……。納豆は見た目よりは抵抗はなかったですね。え~と、あと、カツ丼が好きですね。
うなぎも好きです。
好きな日本の俳優さんは?
チャン
僕が男なので女優さんに興味があると思ったでしょう(笑)? でも、僕が注目する俳優はむしろ男優さんですね。日本で何が流行しているかが分かりますし。この間、木村拓哉さん主演のドラマ「
ギフト」を見たんですけど、時代と流行をうまく表現している男優さんだと思いました。雑誌でも
木村拓哉さんが載っているものをよく読んでいますよ。
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インタビュー Vol.2
韓国と日本で撮影方法に違いはありましたか?
チャン
大きな違いはなかったんですけど、ひとつ大きな違いがありました。普段、演技した後、監督とモニターを見ながらコミュニケーションを取っているんですけれど、今回の撮影はまったくモニターをチェックすることがありませんでした。監督はただ俳優の演技にお任せという感じでしたね。俳優としてプレッシャーを感じましたが、テイクごとにさらに誠実な気持ちで演じるようになりました。こういう方法は、俳優にもっと努力しようというモチベーションを与えてくれるんじゃないかと思います
撮影中につらかったこと、うれしかったことなど、印象深かったエピソードを教 えてください。
チャン
残念だったことはいっぱいありますね。やっぱり、言葉の壁。監督ともっと話し合ったり、相手の役者さんともっと話し合ったりして仲良くなって、コミュニケーションが自由に取れたらよかったんですけど…。その経験もあって、これからもっと日本語を勉強しようと思いました! 面白かった想い出は…日本のスタッフの皆さんがあまり韓国文化に詳しくなかったので、ちょうど空いた時間に、スタッフや相手役の女優さんと一緒に、釜山の観光地めぐりをしたことですね。
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インタビュー Vol.3
デビュー作「
オレンジ」撮影時の想い出を教えてください。
チャン
中学3年生で16歳の時に撮ったドラマですね。夏をテーマにした、大型プールのライフガードたちの物語なんです。撮影中でも暑かったらそのままプールに入って泳いだり、椰子の実を食べたり、結構遊びながら撮影をしていましたね。だから、日焼けして真っ黒になりました(笑)。真夏のバカンスを過ごしたという感じです。今もその当時を思い出すと、とても爽やかな気持ちになります。
日本でも放送されているドラマ「
プラハの恋人」について、役作りの苦労、撮影中の印象深いエピソード、共演者とのエピソードなどを教えてください。
チャン
ラジオのDJをやりながら大学入試の準備をしていた頃、撮影に入ったんです。大学入試というのが韓国の学生にとっては重要な出来事なので、精神的にも不安を抱えていました。それでも、大統領の息子でシニカルで反抗的というキャラクター、「ノンストップ4」とはまったく違った役を演じられるということを、とても魅力に感じていたんです。ストーリーの中では、チョン・ドヨンさんとキム・ジュヒョクさんのラブストーリーと並行して、僕が演じるラブストーリーが描かれます。シニカルでカッコよく演じることを意識していたのに、視聴者からは「可愛い」と言われてしまいました(笑)。ドラマが終わる頃には大学合格の通知があり、10代最後の作品として、自分にとっとても有意義でやりがいもあった作品だったと思います。
将来はどんな映画俳優を目指していますか? 目標としている俳優さんはいますか?
チャン
目指している俳優さんはいるんですけど、自分のなかだけの秘密なので公開はできません(笑)。医者にとって一番大事なのが病気を治すことであるように、
俳優にとって一番大事なのは演技が上手いこと。演技が上手くて、人間くさい役者になりたいですね。
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インタビュー Vol.4
日本のファンにどんな印象をもっていますか? 韓国のファンとの違いはありますか?
チャン
実は日本と韓国のファンの違いをはっきりと感じたことがあるんです。韓国の年配の方は私を見て「うわ~」と喜ぶよりも小声で「ハンサムだね」ってつぶやく程度で、消極的な感じですよね。でも、
日本のファンは、年配の方々も少女のようにピュアで、ご自分が好きな俳優に出会った時、目が輝くんですね。驚いたりする姿が僕にはとても新鮮でした。それから、僕が車に乗って空港を離れるまで、ずっと手を振っていてくださった姿を見たら、また日本に来たいという気持ちになりましたし、もっと日本で活動したいという気持ちになりました。
日本のファンから贈られたら嬉しいプレゼントは何ですか?
チャン
ファンの皆さんが、いろんな有り難いプレゼントをくださるんですけど、そのなかでも
ハングルで書かれた手紙は必ず見ています! たとえ文字が間違っていても真心が伝わってくるんです。
完璧にハングルで書かれた手紙よりも、少し間違っていた方がもっと可愛くて好きですね(笑)。それから、今まで一番記憶に残っているのが、たぶん死ぬまで忘れられないと思いますが、事務所に送られてきたDVDのプレゼントでした。DVDを見るのが好きなので家に戻って見てみたんですけど、それは僕が今まで活動してきた様子を映した写真や映像を全部編集してくださったものだったんです。一番最後にファンの方の写真が入っていて「
日本にまた来るまで待ってます。グンちゃん! サランへヨ!(愛してます)」というコメントが書かれていました。それを見て僕は知らないうちに涙を流していました。なぜ僕が役者の仕事をするのかが分かったし、一種の責任感まで感じました。もっと頑張ってよい役者になろうと、その映像を何回も繰り返し見ながら思いました。今思い出しただけでも涙が出そうです。
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