玉陽庵 算命学ブログ

★ホームページ★
スマホ版 https://gyokuyouan.com/sp/index.html

親剋型、親奉型と成功運

2015年02月06日 | 算命学 あれこれ
このブログを始めた当初、同じ生年月日の人は同じ運命を辿るのか?
というお話をしました(^^)


生年月日が同じ人の運命は同じ?


そこでお話した通り、「宿命が示す自然な姿」と異なる環境で育ってしまうと
なかなか宿命通りの人生を歩むことができず、苦しみの多い人生となってしまいます。

この育つ環境に関する占術はいくつか存在しますが、その一つが「親縁の濃淡」を調べる占術。
ある手法を用いて、その人が「親剋型」なのか「親奉型」なのかを判断するのです。

「親剋型」と判断される人は、20歳位までに親御さんとの死別を経験したり、
親御さんからの恩恵を豊かには受けられなかったりするのが「順当」。

「親奉型」と判断される人は、20歳位までに親御さんからの恩恵を十分に受けるのが「順当」。

しかし、現実的に「親剋型」の方が親御さんの恩恵を十分に受けることも、
「親奉型」の方が親御さんの恩恵を受けられない場合もあります。
このように順当でない「親縁」を持つ場合、親と子のエネルギーの格差が大きく、
本人のエネルギーが、本来のエネルギーの数割にも満たない可能性が高くなります。


例えば、大運天中殺をお持ちの方で、移動条件まであって、陽転すれば
かなりの成功を掴めると予想できる宿命をお持ちの方がいらっしゃるとします。

しかし、陽転にはエネルギーが必要。

上記のような成功を掴めそうな宿命をお持ちの方でも、
「親縁」が「順当ではない」場合、エネルギーが足りず、「陽転」しきれずに
終わる可能性が出てくるのです。

また、陽転現象が激しくなればなるほど消耗しますので
大陽転した場合や、それが長く続く場合などの消耗度は並ではありません。

エネルギーが足りないはずの方が実際に陽転してしまった場合は、
命の危険も考慮に入れる必要が出てきます。


このように、大運天中殺や変剋律連運をお持ちの方でも、必ずしも
陽転する訳ではありません。

どんなに素晴らしい宿命をお持ちの方を占う場合でも、実際の鑑定では
この他にもいくつもの占術を組み合わせて陽転する可能性があるか無いかを
十分に検討しています。

そして、最終判断を下すには、やはり実際にお会いして、お話をしてみることが
不可欠。
星が示している人物像とご本人が一致する場合は、きちんと星が輝いている証拠ですし
あまりにも矛盾が多い場合は、原因を探り出し、改良する方法をお伝えしなければなりません。

お会いして、少しリラックスした状態でのお話の仕方や、色々な反応を拝見する中で
私たち占い師は、無意識の部分も含め、たくさんのことを感じ取っています。

この最終段階を省くと、鑑定の正確さを損なう危険性が大きいと、私自身は思っています。

少なくとも、私個人は、メール鑑定やスカイプなどを利用したパソコン越しの鑑定では
この最終段階の判断ができません。

現在、対面形式以外の個人鑑定をお受けしていないのは、このためです。

メール鑑定を希望される方には大変申し訳ないのですが、同じ星でも、その星を生きている
ご本人が何よりも大切なのだという点をどうかご理解下さいますよう、
お願い申し上げますm(_ _)m





【玉陽庵ホームページはこちら】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gyokuyou-an/

【ご質問、お問い合わせはこちら】
gyokuyouan@gmail.com