玉陽庵 算命学ブログ

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離婚はいけないこと?

2014年10月31日 | 算命学 あれこれ
昨日は、夫婦になるには、それなりの深いご縁があるというお話をしました。

それでは、その深いご縁を断ち切って、離婚したり、再婚する場合はどうなのか?

まず、離婚ですが。
お二人の間には何らかの問題が起きたからこそ、話がそこまでこじれた訳ですよね?
相手のこんな所が嫌いになった、あんな所が許せない、等々。

端的に申しますと、たとえ離婚して全く別の人と再婚しても、ほぼ同じ問題が起きます。

なぜなら、そのような問題を乗り越える事こそ、その方の今世の課題だから。

たとえ相手を替えたところで、課題をクリアできていなければ、同じ事を繰り返すだけなのです。

相手が違うのだから…と思うかもしれませんが、相手の行動や態度を引き出しているのは、自分。

自分の態度や考え方を改めない限り、同じような問題に繰り返しぶつかる事になります。

これは、夫婦に限らず、他の人間関係すべてにも言える事。

職場の人間関係や友人関係で同じような問題が何度も持ち上がる場合、「これは自分のクリアすべき課題なのだ」と自覚すれば、突破口が見つかると思います。

このように、どうせ同じ問題を繰り返すなら、わざわざ離婚や再婚などしなくても、今のお相手と一緒に乗り越える方が苦労は少なくて良い、というのが、基本的な考え方。

ただし、人によって心には強弱があります。

どうしても耐えきれない、という場合、
心や身体が壊れてしまう程頑張る必要はありません。

課題を持ち越さなければならない苦労よりも一緒にいる苦しみが大きければ、その時は別れるのも一つの選択肢です。

課題はクリアできるまで繰り返す、という事は、裏返せば、どうしてもクリアできなければ、いつかは再チャレンジの機会が必ず与えられる、ということ。

どうか自分を追い詰めたりせず、その時の自分にとって一番無理のないと思える道を選びとって欲しいと思います。


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算命学の「過去生」と「ご縁」

2014年10月30日 | 算命学 あれこれ
昨日のお話の中で「ご縁」の深さについて述べました。
それでは、「深いご縁」というのは、具体的にどのようなものか?と言いますと、
過去生での関わりの深さのようなものをイメージしていただくと良いと思います。

ただし、「過去生」と言いましても算命学では仏教のような「輪廻転生」思想を用いません。

私たちが一般的に思い浮かべる「輪廻転生」は、
今の肉体が死んでも、自分の人格や自我はそのままに、違う肉体へと
生まれ変わるイメージだと思います。

算命学では、人の魂を一つの人格そのままと捉えるのではなく、
いくつかの過去生を持つ霊魂の粒の集合体だとする
「霊魂分離融合論」を用います。

人の霊魂は、生まれ持った「核」となる霊魂の粒の集合体に
身近な人の霊魂の粒をどんどん融合させ、生涯をかけて霊魂の融合を繰り返すとされています。

そして、亡くなると、その融合した霊魂を少しずつ分離させ、
完全にバラバラな小さな霊魂の粒に戻ると、その霊魂の粒が
宇宙の出発点へと飛んで行くとされているのです。

理論的なことは少々難解かもしれませんが、
たとえば、身近な人を思い浮かべてみてください。

同じ人でも、すごく老成した部分があるかと思えば、
ちょっと子供じみた部分もあったりしませんか?

これは、いくつもの過去生を経験し、老成した魂と、
あまり過去生を重ねていない若い魂が、融合して同居しているから。

もちろん、ご自分の中にも、年齢以上に大人びた面や、どうしても直らない
子供っぽい部分など、思い当たることはあると思います。

このように、それぞれの過去生を生きた霊魂の粒が集まっている訳ですから
過去生から持ち越した「ご縁」はいくつも存在します。

過去に夫婦だったり、親子だったり、兄弟姉妹だったり。
好きでも一緒にはなれなかったり、せっかく一緒になったのに悲劇的な終わり方を迎えたり。

このように、もう一度会いたい、あるいは、もう一度やり直したいという強い想いが
「ご縁」の正体であるとも言えるでしょう。

ご夫婦の星を拝見すると、このようなご縁が幾重にも重なっていることがとても多いです。

夫婦として暮らしていくには山も谷もあると思います。
それでも、魂に刻まれるほどの強い想いが結んだご縁なのです。
ぜひ、共に手を取り合って困難を乗り越え、添い遂げて欲しいと願わずにはいられません。


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人と人とのご縁

2014年10月29日 | 算命学 あれこれ
「占いで相性を見てほしい」と思ったことのある方は
とても多いのではないでしょうか?

算命学でも、「結婚占技」などで詳しく
お相手の方との未来を占う事ができますし、
ビジネス上のパートナーとして良い相手かどうかなどを
占うことも可能です。

それら相性を見るとき、幾多の技法を駆使するのですが
その中でも必ず用いる技法が「共通干支法(きょうつうかんしほう)」と言い、
平たく言えば、お二人の間の「縁の深さ」を見る技法です。

一般的に、魂のご縁の浅い相手とは
お付き合いをしても、結婚までには至りません。

また、心地よい関係=縁の深さではありません。
お互いを憎み合うほどの強い感情を持つ相手は
非常に深い縁を持っていればこそです。

この世は修行の場であり、人生は因縁解消のために
与えられたチャンスでもあります。

因縁の深い相手だからこそめぐり合い、
ぶつかり合いながら、お互いの因縁を乗り越えていくのです。

このようなご縁は、男女の間だけに存在するものではありません。

学校の先輩後輩・同級生、職場の上司・部下・同僚、あらゆる師弟、友人知人など
この世でめぐり合う方の何割かは、深いご縁が背後にあるのです。

その中でも顕著なのが、親子、兄弟姉妹などの家族関係。
ここには、必ずと言って良いほど、何らかの縁を見つけることができます。

家族というのは、生まれて最初にぶつかる人間関係であり、
誰もが通る修行の場でもありますから、当然と言えば当然でしょう。

そこには切っても切れない関係もあれば、どうしても反発し合う関係もあります。

ただ、稀に、これまで両親・兄弟姉妹の誰ともあまりご縁がなかったはずの子が
ひょっこり生まれてくることがあります。

これは何も悲しいことではなく、おそらくそれ以上のご縁が他にあるのでしょう。
養子を迎えるなら、このようにひょっこり異分子のように生まれた子を選ぶと
生まれ育った家族の元に帰ってしまうことがないと言われています。

このように、「ご縁」というものは、とても奥の深いもので、
「血縁」のあるなしだけに左右されるとは、到底思えません。

日本には、血縁を非常に重んじる風潮があるように見えますが、
親子の間にあるご縁の種類によっては、その関係も様々なものであるのが自然です。
「血を分けた子だから可愛い」とは限りません。
たとえ全く血が繋がっていなくても、深い縁を持ち、情愛と絆で結ばれた親子もいらっしゃいます。

「血を分けた子なのに、可愛く思えない」と悩む方もいらっしゃるでしょう。
それは、傍目からは幸せな親子関係には見えないかもしれませんが
「異常」などではなく、お互いに何らかの修行をするように定められたご縁があるからこそ。

こうして「ご縁」の存在を認め、「親子の関係」は多種多様でこそ自然だと考えれば
養子縁組や、不妊治療をはじめとした様々な出産の過程を否定することなど
私にはナンセンスに思えてなりません。

そこに何が加わろうとも、「縁は縁」。

親子関係や出産に関して心無い言葉をかけられた経験のある方も
ぜひ、毅然としていてください。
大切なのは、親子になった過程ではありませんし、そこに優劣などある訳がありません。
親子としてご縁をいただいた後の人生を、互いにどう歩んでいくか。
大切なのは、そこなのです。



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人生の幸運期

2014年10月28日 | 算命学 あれこれ
昨日は、「年」や「月」の「天中殺」について
お話させて頂きました。

算命学では、実はそれ以外に「大運天中殺」
というものが存在します。

「大運」とは、「10年ごとに変化する運気」であり、
スタートする年齢は人それぞれ。
また、「年運」が“現実”を表すのに対し、
「大運」は“モチベーション”などの“気”を表します。

このような違いはありますが、実は「大運」の「天中殺」も、
仕組みは「年」の「天中殺」と同じ。

一時的に完璧なバランスの取れた状態となります。

ただし、この「大運天中殺」は、通常20年間と
かなりの長期間継続しますので、ここで得た成果は
自分のものになる、というのが最大のポイントです。

このことから、算命学では「大運天中殺」を
「神様の与えてくれたチャンス」とみなすのです。

人生には、ご存じのとおり波があります。
幸運な時期もあれば、不運な時期もある。
ただ、この波を知っていれば、「人生のどこで勝負をかけるか」
という重要な決断をする時、非常に良い判断材料になるでしょう。


以前、とある女性実業家の方とお話する機会があり、
自分の運気の波を知っておくのは大切だと語っておられました。

成功された方は、優雅な白鳥が水面下で必死に水をかいているように
常に人並みならぬ努力をされています。
ただ、その努力が無になる時と成功に結び付く時期があり
行動を起こす時期を選ぶ必要があるというのです。

実際、その方は商売をされている上でとてつもなく大きな
ターニングポイントになる出来事や時期が
事前に占いで告げられた通りだったと仰っていました。

私が「良い占いに出会う必要がある」と思い始めたきっかけが
この出来事でもありました。


この幸運期である「大運天中殺」ですが、実は専門的な判断を必要とします。
お手元に「星符」がある方も、素人判断で「大運天中殺」を判断するのは
少々危険です。
というのも、こちらの「天中殺」は「気」のものですから、
条件によっては何十年も移動してしまうことがあるのです。
また、「大運天中殺」に入ったからと言って、すぐに幸運が訪れるのではなく、
跳躍の前にかがむように、いったん運が沈み込む場合があります。

このように、幸運期への入り方も人により異なりますし、
抜け方も、細心の注意を必要とします。

「一部が欠けた本来の自分」には「枠」があり、その運気にも「上限」があります。
その代り、運気の落ち込み方にも「下限」があるのです。

「大運天中殺」に入ると、運気の「上限」がなくなり、天井知らずとなります。
だからこそ、大成功を収める人もいるのです。
ただし、同時に運気の「下限」もなくなり、「大運天中殺」の抜け方を誤ると
運気の乱気流に呑まれ、本来の自分にすら戻れなくなることがあるのです。


このように、「大運」の判断は難しく、対処を誤ると大きな不幸を招くこともあります。

きちんと自分の人生の波を把握し、対処法を知っておくためにも
ぜひ、信頼できるプロの方に一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?(^^)



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天中殺月をご存知ですか?

2014年10月27日 | 算命学 あれこれ
「天中殺」という言葉をご存じの方は
多いのではないでしょうか?

一般的には、12年の中の2年間、結婚や転職
転居などをしないほうが良いとされる時期です。

最近ではネット上でも生年月日を入力すれば
簡単な星や天中殺が分かるサイトもありますから
ぜひご自分の天中殺がいつか、知っておかれると
良いと思います。

今年は午年ですから、「午未天中殺」の方が
天中殺の真っただ中にいらっしゃる事になります。


さて。
一番有名なのは天中殺「年」ですが、
実は「月」や「日」にも天中殺はあるのです。

「日」の場合だと12日中、2日と頻繁なので
非常に重要な日取りの場合を除けば
あまり気に病む必要はないと思います。

ただ、1年のうちの2か月となると、
どうやら影響は無視できないようです。

基本的に、「天中殺」というのは「何も実らない時期」です。
この期間中に手に入れたものは、手元には残りません。
だからこそ、実りが無くては困る新規事業などを立ち上げたり
高額な買い物をしてはならないのです。
この時期に手に入れた家庭や、社会的地位もしかり。

この現象の背景には、天中殺の期間、人は「完璧なバランス」を得るという
一見、素晴らしく見える事実が潜んでいます。

本来、人は一部が欠けているもの。
完璧な人間など存在しないのです。
それが、欠けている部分のエネルギーを巡った年や月のエネルギーで補い、
一時的に「完璧なバランス」が取れてしまうのです。

この「完璧なバランス」が取れている時、人は本来の自分を見失います。
その間は、本来の自分とは感覚も変わり、好ましいと思う人も物も変わります。
天中殺期間限定なら、本来の自分ではできなかったことも出来てしまったりする。

ただ、その期間が終わり、本来の自分に戻れば、それらはすべて
本来の自分の身の丈に合わなくなってしまう。

だからこそ、手元には置いておけない、継続できないという結果が待っているのです。


昨年、私自身もこんな経験をしました。

天中殺月に入ると、いつもはどこか調子が悪くなったりするのですが
その年は珍しく体調になんの影響もなく、穏やかな日々が続きます。
それどころか、会社の昼休みや会社帰りに元気に歩き回り、
体力作りがとても順調だったのです。

天中殺月が終わるころには、周囲の方に「少し体型が変わった?」と
聞かれるほど、それは順調でした。

天中殺でも、「月」程度なら影響はないのかしらー?
・・・などと、能天気に構えて調子に乗っていましたが。

天中殺月が明けて以降、胃腸を壊したり、風邪をひいたり
体調はグダグダ・・・いつもは調子の良い時期までそれを引きずり
体力作りの成果はゼロどころかマイナスに(T_T)


やはり、妙に順調に体力づくりをしていた自分は
天中殺で「自分らしくない自分」だったのです。
本来ならもっとスローペースでやらなければいけないことを
自分らしくないハイペースで進めてしまい、その影響が
本来の自分に戻った時に一気に出たのでしょう。


きちんと成果を残したい、と思うようなことは
天中殺月に始めてはならない。

そんな事を、身に染みて感じた出来事でした。

ちなみに、1月~12月の十二支はだいたい下の通りです。
良かったら参考にしてみてくださいね。

  1月 丑
  2月 寅
  3月 卯
  4月 辰
  5月 巳
  6月 午
  7月 未
  8月 申
  9月 酉
 10月 戌
 11月 亥
 12月 子


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