玉陽庵 算命学ブログ

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隠れた天将星 - 補記

2015年06月16日 | 算命学 あれこれ
最近、「天将星」に関する記事を読んで下さる方が多いようです。
いつもありがとうございます(*^人^*)

前回の「隠れた天将星」で書いた例の他にも「隠れ天将星」がもう一つありましたので、そちらの補足を(^^)

「隠れた天将星」

「身強」と呼ばれる十二大従星は「天将星」「天禄星」「天南星」の三つ。
この中でも、やはり「天将星」は別格です。

「天禄星」は次点ですが、「常に中庸を保つ」という特徴があり、非常に堅実で実直な星。
「天将星」が「平凡を望んではいけない」と言われる波乱含みの星であるのに対し、「天禄星」は「動乱期には活躍が薄く、大きな人生の転換には向かない」と言われるほど「安定志向」の星。

二つとも非常に強い星ではありますが、その方向性は真逆と言っても良いかもしれません。

ただし、この「天禄星」を二つ持っている方は、話が別。

“「天禄星」の重複は「天将星」とみなす”、すなわち、陽占に「天禄星」を二つ持っている場合は、「一つ天将星を持つ」と考えるのです。

以前もお話しましたが、算命学に「引き算」はありません。
このような方は、「天禄星」を持ちながらも、「天将星」も持っているとみなすのです。

この「天禄星」の重複という「隠れた天将星」をお持ちの方は、元来身強の方。
「変化帝王」とは異なり、元々強い部分がさらに強化されるため、相当な強さとして出ると考えて良いでしょう。

このような方は、ぜひとも自己練磨を忘れないようにしてください。
「若い内の苦労は買ってでもしろ」という先人の言葉通り、青年期、中年期にきちんと苦労をしておけば、その能力が必要とされるとき、必ずその苦労が生きてきます。

集団のトップに立った時、信念を貫く強さとしての頑固さは必要です。
ただ、どうでも良い時に自己主張ばかりして周りを振り回す我の強さは、単なる我がまま。
そのままでは人がついてこないため、本来大将星であるのに、決してトップには立てないのです。

陽転した天将星は情があり、人育ての上手な星となりますが、そこに至るまでには相当の人間性の向上が不可欠と覚えておいて下さい。
天将星としての真の役目を果たすには、この自己練磨、人間性の向上は欠かせないのです。

明日は、天将星を持つ人に釣り合う結婚相手についてお話したいと思います(^^)



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