07:01
この時点で、ゆきは既に脱走を企て後
いつも会う小さなお婆さんにリードを持って貰い
門に置き去りになって居たカートを
持って行く場面。
遡る事10分程度前。。。
厳密には何時頃だろうか、いつもの様
カートに乗り汚家門を出る。
門を出た直ぐに在るグレーチングを超えた
辺り;降りるのに脚場の悪くない;場所にて
降りて良いよ、の合図。私道勾配を上り。。。
となるところが
カートをグレーチング手前に停め
後ろを向き門を締め、振り返るとゆきは
既に私道一番上まで行って居る。
近所の迷惑顧みず、ゆぅ~きぃ~っ!!!
と叫ぶも聞こえず。慌て手を叩く事も出来ず。
貴重品をぶら下げたままのカートを
そのままに、ゆきの行った方向を全速力で走る。
私道を上った所で、ゆきの姿は消える。
運良くいつもの小さいお婆さんと遭遇。
どっち行きましたか?
あっち真っ直ぐ行ったよ、いやぁ~、走ってたよ、
元気だよ~。。。背中に言葉を受け
再び、全速力で走る。
交通事故。。。それは無いだろう、否ウロウロ
して居たら有り得る
ゆきはきちんと汚家に戻って来るに違いない。
あ、でももう無理か、方向感覚が鈍って居る
かも知れない。
まず最寄りの警察、保健所、あらゆる機関に連絡
するんだったか、後はネットや貼り紙。。。
様々な事が数秒で頭を過ぎる。
数メートル先、ゴミ置き場にハマるゆきを発見。
キョトンとこちらを見て居る。
数分の脱走劇は敢え無く終了。
小さなお婆さんも近くまで来てくれ、
(リードを)持ってるから、取っておいでのお言葉に甘え
ゆきを預け再び門まで走り----
これが一部始終。
カートと共にゆきの元へ戻ると
汚家私道近くまで来て居た。
07:02
カートを取りに行き、ゆきと一緒に待って居てくれた
小さなお婆さんと会話。
もの凄い勢いで走り、とても捕まえられるどころでは
無かったのだそう。と。
もう迷子になったら終わりですよ。。。少し痴呆気味だし。。。
本当に有難うございました、
と感謝。
いや、この仔だったら皆知ってるからそれは
大丈夫だよ、誰かが捕まえてくれると思うけどね、
でも凄く走ってたよ。。。
この後が怖い。心肺に負担も掛かり
咳嗽が止まらなくなりグッタリしてしまうのが
目に見えて居る。
暫くこれに乗ってなきゃね、とお婆さん。
本当に助かった。まずどちら方面へ行ったのか
判らなければもう御終い。。。
07:03
再度、ゴミ置き場通りを進む。
暫く乗り体力温存。まだ咳嗽出現無し。
背中を擦り、四肢を撫でる。特に捻挫も疼痛も
見られないだろうとは。
07:09
てつ宅近くで降りる。期待に満ちた尻尾。
又、てつは居ない。。。
07:12
大通りへ。又乗って貰う。
07:14
廃墟前に少し執着。
飼い主はこの時点でもまだ足がガクガク。
ゆきは何事も無かったかの様に
匂い拾いに熱中。
07:27
乗ったり降りたりし進む。特に跛行無し。
07:32
集会場通り。
07:35
集会場を少し覗くも、ラウンドはせず
07:37
アジサイ群の前、尻尾が下がる。
07:39
イヌもヒトも自分の半径3m以内には
寄せ付けないチワワ×ヨーキーさん。
この仔の住まいは、BAさん宅へ向かう途中に有り
良く会うが、体に悪いのではないかという程
いつも凄まじい威嚇咆哮。
もう一頭、同じ様に吠えイヌの白いミックス?さんが
居たのだが、昨年亡くなって居た。
まだそれ程の年ではなかったのだが。。。
飼い主のお爺さんは穏やかで優しいが
何故に、この仔はこうなのだろう。本人も
ストレスが溜まりそうだ。
07:43
そしてキナコと又、遭遇。
段々とカートに慣れ、終には乗る。
ゆきはキナコの事も大好きだ。やはり傍目しつこい様に
絡んで来る仔であれ、その時には迷惑そうに
するクセ、次回その仔に会えば、
かなり嬉しそうにする。和犬故、幼い頃から
何度も会って居り正解だった。
07:50
汚家に到着し、暫く汚庭でウロウロした後
やっと入る。
数値131だったかのスペックcPLにて
お通じの調子もまぁまぁ安泰である事で
様子見をし様と考えて居た矢先
本日下痢。。。只、この形状だけを見れは他臓器からの
影響、消化酵素の問題か否かと言うと
怪しいところ。2~3日様子を伺い
場合に由っては再度スペックにする。
毎日の当たり前の日常に
潜むほんのちょっとした油断で、ゆきを脱走させて
しまった。S時フックにリードを掛けては
居たが、簡単に外れた様だ。
気の緩みが、大事故を引き起こす。
これからもし、疾患にて亡くなる以前に痴呆が酷くなれば
ヒトの如く
「放浪」する場合も有るかも知れない。。。
心を引き締め生活をしよう。