本意でなく。。。本当に本意ではなく
他所様、仔等の亡くなった姿を目にして
しまう事が有る。
極力そういった場面は避けたいが---
画像にて故、生の彼等を目の当たりにしたのでは
ないが、真に迫る姿が怖いと思う。
そこに横たわる仔等は二度と起き上がり
飼い主さんに微笑みかける事が無いのだ
と思うと苦しい。。。
ブログにて其々画像を載せる飼い主さんは多い様だ。
だが、各々画像全て100%皆、
悲しみが込み上げて来ると同時に
幸せそうに見え、当に今にでも目を開きそうな程の
愛らしさで眠る彼等に何時も不思議な気がする。
イヌの幸せ等、どういったモノなのか解らない。
これは一生解らないと思うが、
それでも彼等が生前如何に愛され、大事にされて
来たのか、写真がそれ等全てを物語って居るのでは
なかろうか、と感じる。
長かろうが短かろうが、家族に思い切り愛され抜き
疾患持ちだった仔等は、飼い主さんが
病院を駈けずり回り、介護、介助をし大事に大事に
愛しみ、抱き抱えたのだろう。
想像を遥かに超えた愛情を受けた彼等のその
穏やか過ぎる表情は、生前壮絶な闘いをしたかも
知れない。。。にも拘らず。。。家族の愛情が
苦しさまでも凌駕してしまったかに見える優しい表情で
横たわる。
実際には死後硬直で硬くなった体や
冷たい四肢。。。亡くなって居るのだろうが
信じられない位の---
良く、ニンゲンは死に際に本性が出る、或いは
良い行いをしたヒトは穏やかな死に顔だ等とも
耳にする。。。
イヌには悪い行い等無いのだから
彼等の場合には、如何に愛されたのかが
その死に顔に現れるのではないだろうか、と何と無く。
売買で迎えられた仔であれ
保護犬さんであれ、大事に大事にされた仔等は皆
幸せそうに、恰もその口元が「アリガトウ」と呟きそうな
顔をして居る。。。もしそうであるなら
対極に居る、最終的にニンゲンのせいで殺されていく仔達。。。
この世のモノとは到底思えぬ恐怖と戦慄の中
苦しみ抜き殺される仔等は一体
最期の刻何を考え、何を見この世に別れを告げ、
どういった表情になるのか。。。
---この世に生まれた仔等
全てが微笑み乍ら、其々の犬生の幕を閉じられる世の中
になる様---
ゆき。。。ゆき、おまえはその刻、
一体どの様な表情をするのだ?
少しは微笑んでくれるのだろうか?