はらばあの水彩画

色が水に溶けて広がる瞬間がええよ。

新緑の笠森観音

2019-05-31 | 千葉あれこれ

長南町にある笠森寺は、十一面観世音菩薩が ご本尊であることから

「笠森観音」と親しまれちょる。

ご本堂は、日本唯一の四方懸造(しほうかけづくり)で、

国の重要文化財なのじゃ。

大きな岩の上にそびえ、たくさんの柱で支えられる構造。

こちらは江戸時代の浮世絵、

二代目歌川広重の「諸国名所百景 上総笠森寺岩作り観音」。

誇張されちょるが、四方懸造の様子がよくわかる。


パソコン水彩ソフト使用

階段を上がった回廊から見渡すが、

巨大な木々に囲まれ、遠くはあまり見えない。

清々しい気持ちで参拝し、心安らぐひとときじゃった。