はらばあの水彩画

色が水に溶けて広がる瞬間がええよ。

トイレと天使

2019-06-30 | 千葉あれこれ

市原市の話題のトイレに、立ち寄った。

広さは約200㎡、あまりにも広すぎるトイレじゃ。

建築家藤本壮介氏によるアート作品で、名称は「Toilet in nature」。

女子専用トイレだそうじゃ。

小湊鉄道線の飯給駅(いたぶえき)のすぐ近くにあるが、

この駅は無人で、運行本数も少ない。

駅前の小道に木の囲いがあり、よく見ると扉に女子トイレのマーク。

中に入ると、ガラス張りの個室に洋式トイレがひとつ。

周りの田んぼから、蛙の合唱が聞こえる。蝶が舞っている。

頭の中では、平成のヒット曲「トイレの神様」と

昭和のヒット曲「天使のウインク」が流れた。

時間がゆっくり過ぎていくような、不思議な空間じゃったよ。