はらばあの水彩画

色が水に溶けて広がる瞬間がええよ。

伏姫と八房

2018-06-23 | 千葉あれこれ

滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は、里見家の伏姫と 犬の八房の

因縁によって結ばれた八犬士を 主人公としたフィクションじゃ。

里見氏が実在の大名で、八犬伝ゆかりの地として 数多くの場所が存在するため、

史実とフィクションを混同しそうになる。

南房総市富山の中腹には、伏姫と八房が籠った「籠穴」がある。

木々が生い茂る 幻想的な場所じゃよ。

岩穴の中には、八つの玉。

♪ 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 

いざとなったら玉を出せ。力が溢れる不思議な玉を~♪

昔、NHKで放映された「新八犬伝」の歌を思い出す。

こちらは、館山市のお城。(模擬天守)

八犬伝の博物館になっちょる。

ちょいと高台にあるが、今年からシャトルカーの運行が始まった。(土日祝日)

八犬伝のハイカラなシャトルカーで、

運転手さんは、なんと忍者の衣装を着用されちょった。

ほんにご苦労様です。