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NO MANGA NO LIFE!!

SUPER8 [ネタバレ]

2011-06-26 02:46:30 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



SUPER8を観てきた。

少年少女のひと夏の思い出、青春の1ページを切り取ったような
作品…なんてとてもじゃないけど言えない、戦火の真っ只中に
放り込まれたような少年・少女たちの命をかけた脱出劇、または
救出劇。

でも、ひとりの少年が事件をキッカケにめざましい成長をとげる
姿と、父親と息子、父親と娘がたがいの愛情と信頼をとりもどす
家族愛も描いている。
このへんはスタンド・バイ・ミーみたいな感じ。


これは、爆音の響く大きなスクリーンで鑑賞してもらいたいなぁ。

見どころは少年・少女たちの演技かな。
作中で彼らが自主制作の映画を撮ってるんだけど、演技のうえに
演技を重ねてるというか、へたうま感を見事に出してるんだよね~。

だから撮影中以外の彼らの生活感がものすごく自然に感じられる
し、その中でド派手な列車事故や、宇宙人とか非常識な事件が起
こっちゃうもんだから、危機感や緊迫感がみょうにすんなり入って
くる感じ。


そうそう、公開前に予告で流れてた部分は、この作品の本編では
いっさい出てこない。
おなじシーンは存在するけど、視点がまったくちがうんだよね。
予告を見てなくてもぜんぜん問題ないけど、見ておくとこのシー
ンで何が起こったのか判りやすいし、ちょっと得したキブンにも
なれる。この手法ってなんか新しいね。今後の映画もぜひ参考に
してほしいなぁ。



フランス映画祭2011 この愛のために撃て [ネタバレ]

2011-06-26 02:44:56 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



この愛のために撃てを観てきた。

有楽町で開催されていた、フランス映画祭2011で公開された作品。

ある男がバイクに撥(は)ねられ、病院に運び込まれた。
この男は謎の二人組に命を狙われて逃げている最中だった。

正看護師の資格を目指す主人公は、病院に運び込まれ重態となっ
ている男が、見知らぬ男に生命維持装置を外され、殺されかける
ところにたまたま居合わせてしまった。

この重態の男は警察の調べで手配されている窃盗犯と判明。
ただ、なぜ命を狙われているかは判らない。

警察がこの窃盗犯の身柄を引き取るため動こうとしているとき、
主人公の身重の妻が何者かに誘拐されてしまう。

「妻を返して欲しければ重態の男を病院から連れ出せ。この
ことを警察にバラしたら女の命は無い」というメッセージを
残して。

こうして主人公は窃盗犯をなんとか病院の外に連れ出すわけだ
けど、こんどはこの窃盗犯の命を狙う2人組から仲間と思われ
てしまい、主人公まで命を狙われるハメに。

さらには窃盗犯を逃がしたことによって警察からも手配されて
しまう主人公。

身重の妻を助け出したい一身で必死になっている主人公の行
動は裏目に出てしまい、状況はどんどん悪化していく

こうして複数の敵対グループを相手にしながらも、病院から連れ
だした窃盗犯とは奇妙な信頼関係が芽生えはじめ、それぞれの
目的のために協力して状況を打ち崩そうと動きはじめる。


途中から窃盗犯が意識をとりもどして主人公と一緒に逃亡したり
するんだけど、だんだん一流のエージェント的な雰囲気をだし
はじめるんだよね。
最初に派手にバイクにはねられた、ただの脇役と思ってたヤツが
最後こんなにカッコよく見えてくるとは…。(^^;


見どころは、特殊なスキルをもつわけでもない主人公が、愛する
妻のために必死になるところかな。
最後、なんで女子トイレにたどり着けたのかが謎だけど。

フランス語で女の子に甘えられたりおねだりされたら断れそうに
ないな~と思うくらい冒頭の奥さんの甘え方が可愛く感じた。



赤ずきん [ネタバレ]

2011-06-26 02:43:37 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



赤ずきんを観てきた。

バンパイアに匹敵するくらいメジャーな、人狼(狼男)に襲われる
小さな村のはなし。

山奥の小さな村では昔から人狼があらわれ、満月の晩に子豚の
生贄をさしだすことで難を逃れていた。

ところがある日、主人公のお姉さんが人狼に襲われてしまい、村の
住人で洞窟に住むと噂される人狼を退治しに行く。

見事退治したところに人狼退治のスペシャリストとされるソロモン
神父一行があらわれ、「退治したのはただの狼で、人狼ではない。
人狼はふだん人に化けている。友人かもしれないし、妻や夫、親
かもしれない」と告げ、人狼をあぶり出して退治すると宣言。

いったい誰が人狼なのかわからない状況で、主人公は怪しい
人物に思いあたる。


観ていると主人公と同じように「ん?この人アヤシイ…」と感じたり、
なんだか推理ものっぽい雰囲気も味わえる。
しょうじき最後まで誰が人狼なのかぜんぜん気づかなかった。(^^;


じっさいにこの作品を観るとそれとは別軸で恋愛ものが展開。


主人公は幼なじみの青年と両思いなんだけど、主人公の母親が
もっと稼ぎのいい男と結婚しろと反対している。

以前から主人公に片思いしている鍛冶屋の息子は稼ぎもよく、
母親が勝手に婚約者として話をすすめてしまう。

主人公は幼なじみと2人だけで村を出ていこうとするけど、母親が
幼なじみにコッソリと「娘の幸せを考えるなら稼ぎの悪いおまえは
引き下がって婚約者に譲れ」と牽制し、幼なじみは身をひいてしま
う。

それでもやはり幼なじみを諦められない主人公。
そのとき、村を襲いにきた人狼が村人を殺戮しまくって逃げる
間際、主人公にだけ話しかける。

「お前を連れて行く。ついてくればもう村は襲わない」と。

この声は主人公にしか聞こえず、その場に居合わせた親友は
主人公が魔女だと告発してしまう。

人狼をおびき出すための道具にされてしまう主人公。
それを助けようと、いったん身を引いたはずの幼なじみが救出
計画をたてる。


と、だいたいこんな感じ。人狼のオカルト部分と恋愛部分が
うまいこと絡みつつ違和感なく話がすすんでいくのでどちらも
たのしめる。

見どころは主演の娘かな。めっちゃ可愛い。

主人公を助けに行った幼なじみが逆に捕まってしまうんだ
けど、なんで脱出できたのかが謎だ。最後までわからず。