山家久幸 Yamaie Hisayuki
シルクスクリーン 70版70色 「シュノンソーの架け橋」
画面サイズ 45×65,5cm 額外寸 77×95cm
ED 70
前回ご紹介した山家先生の作品 額を入れ替えてみました。中古美品 差し箱黄袋入り
あまり一般には知られていませんが、同じ香川県出身と言う事で東京芸大教授 故人の大藪雅孝先生に依頼され
東京芸大の版画科にシルクスクリーンの指導にいかれていました。
それと、彼の刷り方は独特で下絵がありません主版の第1版を刷り始めてから描き足したいところや色を重厚にしたいところなどの版を、どんどん作っていきます。 なので版の型枠(シルクスクリーンの木枠)も10枚ぐらいしか持ってなかったようで、
11版目ぐらいからは第1版を潰して11版目としていく方法で70版ぐらいまで版を潰しては新しい版を作ると言う過程を経て行きます。70版というのも 彼が覚えている版数で実際はそれ以上かもわかりません。
なので限定枚数も第1版を制作したときに決定されると言う事で、あとで枚数を増やすと言う事ができません。
とにかく一人で最初から最後まで作るのですから すごい事だと思います。
前面に大きなモチーフがドカンとあったりで、北斎の絵のようでもあります。
今回は整理品なのでお安く提供できます。
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