一句鑑賞

夏木立

あるブロガーさんの画像を見て・・・夏木立を思った

 

飽かずに訪ねている秋月、その杉の馬場を歩いていると竹刀を打ち合う音と、

ちょっと遠慮がちな気合も聞こえて来た、秋月中の武道場からだった。

校舎は左手の堀を渡った高台、秋月城址に木造で建てられている。

この町は秋月藩がまだ連綿と続いているような感じだ・・・

ある時期に訪れたときには・・・大筒を秋月郷土館から運び出しているときに出くわした。

「これがあの大筒ですか?」と思わず質問したら、持ってみますかと、

約1メートルほどの全長で銃の径も大きかったが、その重さに驚いた。

これを本当に撃つのですね!と質問すると、にこにこ笑ってらっしゃった。

保存会の人たちだったと思う。車のトランクに乗せられたが・・・サスペンションはグッと下がっていたな。

杉の馬場には今は桜並木となっているが、当時は名のとおり杉が高さを競っていただろうな。

 

塔ばかり見えて東寺は夏木立   一茶

 

打ち合ひし竹刀の音や夏木立   庸介

または

打ちあふて竹刀はなるや夏木立

と芭蕉風に

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