一句鑑賞

蛙は嫌いだけど

明日はオフで、午前は歯医者に予約。

午後一番は床屋さんでカットというより散髪を。

人の手をお借りしての一日となりそう。

時間があれば、カメラ目線ではなくて、ファインダー越しの何かが捉えれればいいなと出かけます。

 

雨蛙の声も聞こえるかもしれません

歳時記を開けば、雨蛙・青蛙に好きな句があります。

青蛙ぱつちり金の瞼かな   川端茅舎

川端茅舎の句が大好きなので( ´艸`)

 

その青さと鳴き声までは見知っていますが・・・

金色の瞼と言われると、あ!そうだったと。

しかも、ぱっちりとですね。

作者と雨蛙は目線が合った?

金色の瞼をやや重たげに見開いた蛙さんに、タジタジとしたんではないでしょうか?

自分にはあれほどの眼力は無いなと思ったかもしれません。

病持ちの茅舎ならではの句かもしれません。

青蛙の金色、色彩の句でもありますね。

 

その点、芥川龍之介は・・・

青蛙おのれもペンキ塗りたてか

と自嘲気味に同調している。

若いと言われたがゆえの反発の句でしょうか。

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