夏越の祓という季語がありまして、6月30日となっておりますが・・・
こちら西日本は7月31日に行われております。茅(ちがや)で拵えた輪をくぐりまして、氏神様にお参りするわけですね。
じゃあ何故、今の時期なの?って現代人は考えます。
昔はほぼ100%農耕でしたからね、田植えを無事に済ませた感謝と、これから暑い夏を迎えますので夏を無事に越せるように。
現代人は脳梗塞や心筋梗塞は夏より冬場に亡くなる人が多い傾向ですね、気温の急な変化・・・更衣室からお風呂場に入るときとかや、寒さに末梢血管が縮みがちですと血圧も上がります・・・(-_-;)
昔は、コレステロールも少ない食生活でしたでしょうから、冬場は寒さを耐えていれば大丈夫だった。が、夏場は体力の消耗が激しい上に食が貧しかった。また疫病というか流行り病もだいたい夏場だったでしょう。
夏越の祓で茅の輪をくぐりますが・・・その輪にひとがた(紙で形を作って)が左右からの紐に下げられてます。その人形に穢れを移して疫を逃れるという伝えですね。
なんか千歳の命を永らえるというそうで・・・(-_-;)
まあこの医療も衛生観念も発達した世界に(主に日本を言ってます)、こんな病が流行ろうなどとは考えた人は皆無でしたでしょうね。心地よいファッションやグルメ情報が氾濫し、なにが人の生活にとって大切かという肝心のところが欠けちゃった世の中になっていたと思いますね。
コロナ第一波!これは日本人の血脈にあるルーツ的な共同社会での身の処し方で克服しましたね。ここんところの第二波はどうなんでしょうか・・・計算外?否、計算通りでしょう。二三か月抑制されてきたものを今解き放っておるのですね。これはある意味仕方ないでしょう。しかし、仕方なさにも夏越の祓を行っている時代は、突拍子な者は居なかったというか極端に少なかった筈。
じゃあどうしましょう?ってことになるのですが・・・君子危うきになんとかといいます。これが一番でしょうな。
それと、夏越の祓とか、晦日とか、雨乞い(昨今は不要)とか、なんでこういった行事や季語が残っているのかを現代生活に解きほぐして解説する人も居ないし、また本も無い。こんなこと書いたって仕方ないことではある。
感染者が何百人だった、これは極めて危険な数字であるなどなど・・・そんなん分かってるわ(笑)首都の知事さんは怪しげな言葉を発し、自らを煙に巻いているようにしか見えない。
今夕の福岡県知事の会見は見事であった。地味な方であると追記。
数字の説明を丁寧にされていた、最後に強い言葉で県民に呼びかけられた・・・これが普通の首長の言葉ではないかと納得、県民で良かった(笑)
どこかの知事はアラートなるものを発した日に野球観戦。無責任と思うでしょうね殆どの人たちは、でもねこれはそのような人を知事候補に担ぎ上げる無責任な人たちに、行動で応えているだけのことなんですよ。別の言葉で言えば、自分は甘いオブラートで包まれていると勘違いしてるレベルなんでしょう。
この辺で終わります・・・なに書いているんだか爆笑もんです(-_-;)